だい51しょう 3:50やくそくの地ちへむかうヤレドのたみ ヤレドのたみが海うみべでくらしている時とき,ヤレドの兄弟きょうだいはおいのりをわすれていました。主しゅは雲くもの中なかにあらわれ,ヤレドの兄弟きょうだいにくいあらためるよう言いわれました。 エテル2:14 そこでヤレドの兄弟きょうだいがくいあらためていのると,主しゅはおっしゃいました。「あなたのつみをゆるそう。しかし,もうにどとつみをおかしてはならない。」 エテル2:15 そして主しゅはヤレドの兄弟きょうだいに,やくそくの地ちへみんなをはこぶ船ふねをつくるようにと言いわれました。 エテル2:16 主しゅはまた,船ふねのつくり方かたも教おしえられました。 エテル2:16-17 船ふねにはすきまがなく,水みずが入はいらないようになっていました。 エテル2:17 「さて,息いきをするためにどうやって船ふねの中なかに空気くうきを入いれるのだろう。」ヤレドの兄弟きょうだいは,どうしたらよいか主しゅにおいのりしました。 エテル2:19 すると主しゅは,教おしえてくださいました。「船ふねの上うえにも下したにもあなをあけなさい。そうすれば,空気くうきが入はいってきます。水みずが入はいってくる時ときは,あなをふさぎなさい。」 エテル2:20 ヤレドの兄弟きょうだいはまた,「船ふねの中なかはくらいです」と主しゅに言いいました。すると主しゅは,自分じぶんで明あかりをえるほうほうを考かんがえるようにと言いわれました。 エテル2:22-23 まどはこわれるのでつくることはできません。また火ひをもって入はいるわけにもいきません。 エテル2:23 ヤレドの兄弟きょうだいは山やまへ行いって,岩いわから16この小ちいさな石いしをとかし出だしました。その石いしは,すき通とおったガラスのようです。ヤレドの兄弟きょうだいは,8せきの船ふねのために,2こずつ石いしをよういしました。 エテル3:1 ヤレドの兄弟きょうだいはこの16この石いしをもって,山やまのちょうじょうにのぼり,また主しゅにおいのりしました。 エテル3:1 「どうぞこの石いしにさわって,船ふねの中なかで光ひかるようにしてください」とヤレドの兄弟きょうだいは,主しゅにおねがいしました。 エテル3:4 すると主しゅはゆびで一ひとつ一ひとつの石いしをさわってくださいました。 エテル3:6 ヤレドの兄弟きょうだいは,とてもしんこうぶかかったので,主しゅのゆびを見みました。そのゆびは,人間にんげんのゆびのようでした。 エテル3:6,9 主しゅはヤレドの兄弟きょうだいに,みすがたをお見みせになりました。 エテル3:13 イエスは,ご自分じぶんをしんじるものはえいえんのいのちをうけるとおっしゃいました。 エテル3:14 イエスは,ヤレドの兄弟きょうだいにたくさんのことをお教おしえになりました。そして,見聞みききしたことを書かきとめるように言いわれました。 エテル3:25-27 ヤレドの兄弟きょうだいは,石いしをもって山やまを下おり,船ふねの前まえと後うしろに一ひとつずつおきました。すると,石いしは船ふねの中なかをてらしました。 エテル6:2-3 ヤレドのたみは,かちくをつれて,しょくもつをもって,船ふねにのりこみました。主しゅはやくそくの地ちの方ほうへふく,強つよい風かぜをおこされました。 エテル6:4-5 主しゅは,あら海うみを行いくヤレドのたみをおまもりになりました。ヤレドのたみは主しゅにかんしゃをし,主しゅをたたえて歌うたを歌うたいました。 エテル6:6-10 こうして344日にちの間あいだ,海うみのたびをつづけて,ヤレドのたみはとうとうやくそくの地ちにつきました。 エテル6:11-12 みんなはじょうりくすると,主しゅの前まえにひざまずき,よろこびのなみだをながしました。 エテル6:12 それからヤレドのたみは,やくそくの地ちに家いえをたて,さくもつをうえました。そして,子こどもたちに,主しゅのことばに耳みみをかたむけ,したがうように教おしえました。 エテル6:13,16-18