だい29しょう：しんこうと神のことばについて教えるアルマ

アルマはゾーラム人じんに，しんこうについて教おしえました。「しんじるために天てんからのしるしをもとめるのは，しんこうではありません。」

「しんこうとは，まだ見みていない本当ほんとうのことをしんじることです」とアルマが言いいます。

「本当ほんとうにしんじたいとのぞんで，神かみのことばに耳みみをかたむけるなら，心こころの中なかにしんこうというたねがまかれ，ふくれはじめます。」

「ふくいんをさらに学まなんでいくと，このたねは生長せいちょうしつづけ，それがよいたねであると分わかります。こうしてわたしたちのしんこうはますのです。」

「よいたねがよいみをむすぶのと同おなじように，わたしたちがしんこうをもてば，神かみのことばは，しゅくふくというみをむすぶでしょう。」