だい18しょう 4:2むすこアルマのくいあらため モーサヤ王おうは,アルマをゼラヘムラの教会きょうかいのしどうしゃににんじました。そこでアルマは,ニーファイ人じんを教おしえるのをたすけてくれる人ひとびとをえらびました。 モーサヤ25:19;26:8 アルマとモーサヤ王おうには,しんぱいごとがありました。それは,主しゅをしんじない人ひとたちが教会きょうかいいんをくるしめていたことでした。 モーサヤ27:1 アルマには,同おなじ名前なまえのむすこがいました。むすこのアルマは,お父とうさんの教おしえをしんじないばかりか,とてもつみぶかい人間にんげんになっていました。 モーサヤ27:8 むすこのアルマとモーサヤ王おうの4人にんのむすこは,教会きょうかいを迫害はくがいしました。彼かれらは人ひとびとがこのむことを言いい,教会きょうかいからはなれさせようとしたり,わるいことをさせようとしたりしました。 モーサヤ27:8 アルマはむすこがしんりを知しって,くいあらためてくれるようにといのりました。 モーサヤ27:14 むすこのアルマとモーサヤ王おうのむすこたちは,教会きょうかいをほろぼそうと,歩あるき回まわっていました。 モーサヤ27:10 そんなある日ひのことです。てんしがかれらにあらわれ,じめんがゆれるような大おおきな声こえで話はなしかけました。 モーサヤ27:11 5人にんのわかものは,ひどくおどろいて,じめんにたおれてしまいました。はじめは,てんしの言いったことが分わかりませんでした。 モーサヤ27:12 てんしは教会きょうかいいんのいのりにこたえ,やって来きたのです。そして,アルマに言いいました。「なぜ教会きょうかいをはくがいするのか。」 モーサヤ27:13-14 てんしが,「にどと教会きょうかいをほろぼそうとしてはならない」と言いうと,じめんがゆれました。 モーサヤ27:15-16 アルマとモーサヤのむすこたちは,またじめんにたおれてしまいました。5人にんは,てんしを見みたのです。そして,神かみの力ちからがじめんをゆりうごかしたのを知しったのです。 モーサヤ27:18 むすこのアルマは,おどろきのあまりものを言いうことができなくなりました。また,力ちからが弱よわくなって手てをうごかすこともできなくなってしまいました。 モーサヤ27:19 モーサヤの4人にんのむすこは,アルマをお父とうさんのところまではこんで行いき,自分じぶんたちにおこったことをすっかり話はなして聞きかせました。 モーサヤ27:19-20 お父とうさんのアルマは,大おおいによろこびました。神かみがいのりを聞ききとどけてくださったと分わかったからです。 モーサヤ27:20 お父とうさんのアルマは,おおぜいの人ひとをよびあつめて,主しゅが自分じぶんとモーサヤのむすこたちになされたことを見みせました。 モーサヤ27:21 そして,アルマは教会きょうかいのしどうしゃたちとともに,だんじきしていのり,むすこのアルマが元気げんきになるようにと神かみにねがいました。 モーサヤ27:22 2日2ふつかふたばんして,むすこのアルマは力ちからをとりもどし,また話はなしができるようになりました。 モーサヤ27:23 むすこのアルマはこう話はなしました。「わたしはつみをくいあらためました。そして,神かみはわたしをゆるしてくださいました。」 モーサヤ27:24 また,人ひとはみな正ただしいものにならなければ,神かみの国くにに入はいることはできないことや,つみのために大おおいにくるしんだことを話はなしました。 モーサヤ27:25-26,29 くいあらためてから,むすこのアルマはしあわせでした。神かみのゆるしをえたからです。アルマは,自分じぶんが神かみからあいされていることも知しりました。 モーサヤ27:28 むすこのアルマとモーサヤ王おうのむすこたちは,ぜんこくを回まわってしんりを教おしえはじめ,自分じぶんが見みたり聞きいたりしたことをみんなに話はなしました。 モーサヤ27:32 かれらは自分じぶんたちがおかしたまちがいを正ただすために,人ひとびとにせいぶんについてせつめいし,イエス・キリストについて教おしえました。 モーサヤ27:35 むすこのアルマとモーサヤのむすこたちがふくいんをつたえる時とき,神かみはしゅくふくしてくださり,多おおくの人ひとがその話はなしを聞きき,しんじました。 モーサヤ27:36