はじめに モルモンの言葉
なぜこの書を研究するのか
モルモンの言葉を研究することによって,二つの事柄について信仰を増すことができます。一つは「主は……すべて御存じである」という信仰であり(モルモンの言葉1:7),もう一つは,主は御自分の目的を達成するために
だれがこの書を書いたのか
モルモンがこの書を書きました。彼は預言者であり,記録者であり,モルモン書の抄録者であり,編さん者でした。モルモンはまた,義にかなった父親であり,ニーファイ人の軍の指導者でもありました。預言者モロナイはモルモンの息子でした。
いつ,どこで書かれたか
モルモンは,紀元385年ごろ,「〔彼〕の民であるニーファイ人がほとんどすべて滅びてしまうのを見た」後でこの書を書きました(モルモンの言葉1:1)。この書を書いたときにどこにいたかについては,モルモンは記録していません。