第6課
天父とイエスはわたしを愛してくださる
目 的
わたしたち一人一人に対する天父とイエス・キリストの愛を,子供たちが感じられるように助ける。
準 備
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祈りの気持ちで次の聖句を研究する。マルコ10:13-16;ヨハネ3:16;3ニーファイ17:11-12,21-24。
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教材
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聖書とモルモン書
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小さな鏡
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視覚資料1-1「地球」;1-3「イエス・キリスト」(『福音の視覚資料セット』240);1-4「最初の示現」(同403);1-9「キリストと子供たち」(同216);1-20「ニーファイ人の子供たちを祝福されるイエス」
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「楽しい活動」の中から使いたい活動を選び,必要な準備をする。
レッスン
一人の子供に開会の祈りをさせる。
天父とイエス・キリストはわたしたちに祝福をくださる
地上に来る前,わたしたちは天父やイエス・キリストと住んでいた。それについて学んだことを思い出させる。御二方はわたしたちが地球に来て,学び,成長できるように計画を立てられた。わたしたちを知っておられ,心にかけておられるのである。
視覚資料1-1「地球」を見せる。
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天のお父様はイエス様に,わたしたちのために何を造るように言われましたか。
天父はイエスに,地球とその上にあるすべてのものを創造するよう指示された。天父とイエスは,わたしたちが生活して幸福になるために必要なすべてのものを計画してくださった。そのことを理解させる。これらのものはわたしたちに,天父とイエスの愛を思い出させてくれる。
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天のお父様やイエス様の愛を思い出させてくれるものには,どんなものがありますか。(家族,友達,教会,植物,動物など。)
イエスは子供たちに愛を示された
視覚資料1-19「キリストと子供たち」を見せる。イエスがエルサレムで子供たちを祝福した物語をマルコ10:13-16から話す。
天父とイエス・キリストはわたしたち一人一人を愛しておられる
子供たち一人一人が,天父とイエスにとってどんなに大切な存在であるか理解させる。天父とイエスは一人一人を愛しておられ,それぞれの名前も知っておられる。
楽しい活動
次の中からレッスンに使う活動を幾つか選ぶ。
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「イエス様は友達」(『子供の歌集』,37)を歌うか,歌詞を言う。全員に「イエスさまはわたしのやさしいともだち」(本課の最後のページ)を複写したものを配り,色を塗らせる。
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「お父さまは生きています」(『子供の歌集』,8;『賛美歌』190番),あるいは「救い主の愛」(『子供の歌集』,42)を歌うか,歌詞を言う。
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天父とイエスがわたしたちに与えてくださったものの絵や写真を見せる。(神殿,動物,花,家族,食べ物,友達,家,教会,聖典など。絵や写真は,教会付属図書館,福音の視覚資料セット,『リアホナ』などから探す。)天父とイエスはわたしたちを愛しているので,これらのものを与えてくださったことを理解させる。
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空のペットボトルなどを用意する。子供たちは輪になって床に座り,輪の真ん中にペットボトルを置く。ボトルを回し,倒れたボトルの先が指した子供は,天父とイエスがわたしたちへの愛を示すために与えてくださったものの名前を一つ挙げる。答えられないときには教師が助ける。答え終わったら,その子供がボトルを回して,ほかの子供に先が向くようにする。
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箱または袋に,わたしたちが地上で生活するのに必要なもの,食べ物,水,洋服などを入れておく。天父とイエスがわたしたちが生活できるように地球を用意してくださったことを説明する。箱または袋の中には,わたしたちが地上で生活するのに必要なものが入っていることを説明する。一つ一つヒントを与えて,それが何であるか当てさせる。当たったら,箱または袋から出して見せる。全部のものを当てるまで続ける。
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全員に「てんのおとうさまとイエスさまはわたしをあいしていらっしゃいます」と書いたバッジを用意し,家に持って帰らせる。テープで留めるか,糸を付けて首にかけてやる。レッスンの前にバッジを子供たちのいすの下に隠しておき,子供たちに見つけさせてもよい。
幼い子供のための活動
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動作をつけて,次の言葉を子供たちと一緒に言う。
背がとっても とっても高い人は(腕を高く上げながら背伸びをする)
教会で大切な人
背がとっても とっても低い人も(しゃがみ込む)
教会で大切な人
高い人(背伸びをする)
低い人(しゃがみ込む)
高い人(背伸びをする)
低い人(しゃがみ込む)
天のお父様はみんなのことを愛される
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教師の言葉に合わせて,次の遊戯をする。
天のお父様はわたしのことを知っておられます
天のお父様はわたしのことを知っておられます(自分を指さす)
わたしの好きなことも
わたしの名前や おうちも御存じです(両手の指を付けて屋根の形にする)
わたしのことを愛してくださいます(何かを抱き締めるときのように,腕を交差させ両肩の上に置く)
どんなとき楽しくて(指で口の端を上げて笑顔を作る)
どんなとき悲しくなるか知っておられます(指で口の端を下げて,悲しい顔を作る)
いつもわたしを助けてくださるので(自分を指さす)
わたしはとってもうれしいです