日々の家族の祈りを通して家族は天父に近づくことができ,お互いのきずなを強められることを理解する。
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祈りの気持ちで次の聖句を研究する。アルマ34:19-27と3ニーファイ18:17-21。『福音の原則』(06195 300)第8章も参照する。
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教材
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モルモン書
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切り抜き絵1-26「お父さん」;1-27「お母さん」;1-28「女の子」;1-29「伝道に出る年齢の青年」(『初等協会視覚資料(切り抜き用セット)』〔08456〕の中にも同様のものがある。)
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視覚資料1-10「家族の祈り」;1-15「食事の祝福」;1-44「西半球で福音を教えるイエス」(『福音の視覚資料セット』316)
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「楽しい活動」の中から使いたい活動を選び,必要な準備をする。
一人の子供に開会の祈りをさせる。
天父とイエス・キリストは家族で祈るように望んでおられる
天父とイエスはわたしたちに毎朝毎晩,家族の祈りをするように望んでおられることを説明する。普通は父親か家族の長が祈る人を決める。家族のだれもが家族の祈りをすることができる。
家族で一緒に祈ることによってたくさんの祝福を受ける
次の中からレッスンで使う活動を幾つか選ぶ。
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次の遊戯を行う。
これはわたしのお母さん 一緒に遊んでくれます(人差し指を立てる)
これはわたしのお父さん 一日中働いています(親指を出す)
これはわたしのお兄ちゃん とっても強くて大きいの(中指を出す)
これはわたしのお姉ちゃん ボール遊びが大好き(薬指を出す)
そしてこれがわたし とってもうれしいな(小指を出す)
家族みんなでひざまずいて祈ります(こぶしを握る)
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お手玉やボールのような柔らかい物を一人の子供に投げる。受け取った子供は,家族の祈りの中で天父に感謝することを一つ言う。全員に同様に行う。次に同じ方法で,家族の祈りの中で天父にお願いしたいことを言う。
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全員に紙とクレヨンまたは鉛筆を渡し,家族で祈っている絵を描かせる。全員の絵に「かぞくみんなでいのるとき,わたしはとてもしあわせです」と書き入れる。
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次の言葉を1行ずつ教師の後について言わせる。
愛する天のお父様
感謝して 祈ります
わたしたちを 愛してくださって
いつも祈りを 聞いてくださいます
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家族全員で祈ることにより,必要な助けを受けた話をする。例えば,次のような経験について話す。道に迷ったが,道を見つけて無事に帰れた。なくしたものが見つかった。家族の病気が治った。
助けを求めて祈ることに加えて,必要な助けが得られたときに,感謝の祈りを忘れないように提案する。天父は,わたしたちが受けた祝福に感謝するとき,喜んでくださることを話す。
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「感謝しますお父様」(『子供の歌集』,15)の1番と3番を歌うか,歌詞を言う。