自立
13:用語集


「付録」始める,育てる,わたしのビジネス 自立に向けて

「付録」

用語集

アクションパートナー —グループの別の参加者に対し,週ごとの決意を貫けるようにサポートし,責任を持つグループの参加者。

アクセラレーター —一定期間,新規事業に対して,資金や事務所のスペース,相談等の支援を行う団体。アクセラレーターはその対価として,新規事業の所有権のごく一部を受け取る。

エンジェル投資家—事業の部分所有と引き換えに,新規事業に対して資金や助言を提供する富裕な投資家。

キャッシュフロー —一定期間内において,事業に出入りするお金の額を示すもの。

キャッシュフロー計算書—資金収入および資金支出を,事業の運営,投資,資金調達活動に基づいて要約する財務表。

クラウドファンディング—大勢の人がインターネットを通して,少額のお金を個人的に提供することにより事業を支援する,資金調達方法。

コスト—何かを生産するため,あるいはサービスを提供するために事業が費やす金額。

ソーシャルメディア—顧客とコミュニケーションを図り,かかわりを持ち,顧客の声を聞くために用いられるオンラインツール。

ネットワーク—相互につながる人や団体の総称。

バランスシート—一定期間内における,事業の資産と負債,および自己資本を要約した決算書。バランスシートでは,事業資産は,負債と自己資本の合計に等しい。

パートナー(共同経営者,提携企業)—事業の取引を支援する目的で事業と提携する団体または個人。

ピアツーピアレンディング—インターネット上のサービスを通じて,関連のないビジネスオーナーに対して個人が融資を行う貸し付け方法。

ビジョン—好ましい将来の青写真。

フィードバック—意見を提供し,改善を促すために共有される有用な情報。

フランチャイズ—事業を運営し,特定の場所で特定のサービスや製品を売ることのできる権利。

ブーストラッピング—個人が自分で働いてビジネスを構築する過程。

ベストプラクティス—特定の事業または産業において,最も効果的だとされている手法。

ベンチャーキャピタル(ベンチャー企業への投資会社)—著しい事業の発展またはきわめて収益性の高い販売を見込んで,金融会社が事業に投資する多額のお金。

マイルストーン(節目となるステップ)—事業の成長の指標となる出来事。

メンター —経験の乏しい人に指導と励ましを与える,経験豊かな,信頼のおける助言者。

リソース—事業を運営するために用いられるあらゆるもの。

ワークフロー —好ましい結果を達成するために一貫して行う,繰り返し可能な一連のステップまたは業務。ビジネスプロセスとも言う。

「わたしのビジネスプランナー」—継続的に詳細事項を整理し,ビジネスチャンスの実用性を評価するために用いられるテンプレート。

卸業者—関連製品を他の事業に供給する事業。

卸売業(仕入れ先)—サービスまたは製品を他の事業に販売する事業。

卸売販売業者—小売業者に大量の製品を販売する事業。

掛買い—貸し手と借り手の間で交わされる契約で,借り手がすぐさまサービスや製品を購入し,後日貸し手に返済することを可能にする。

株主資本—所有権の価値。多くの場合,株主資本とは,所有する全資産から全負債を差し引いた後に残る所有権の金銭価値。

基幹的事業—事業が発足した目的となる主要な活動。事業は,この活動において優れた業績を達成するために,常に改善に向けて取り組むべきである。

季節性—特定の季節や時期によって事業の活発度が変動する,規則的かつ予測可能なパターン。

競争優位性—事業が他の事業に比べてより効果的に操業し,より高い品質と利点を提供できる条件または状況。競争優位性により,事業はより多くの顧客を獲得し,維持することができる。

業務マニュアル—特定の事業活動を行う方法を述べた,手順を示す文書。

経営構造—事業が選ぶ,広く認知されている合法的な組織。自営,共同経営,法人など。

経費—サービスまたは製品を入手するために事業が費やすお金。

検索エンジン最適化(SEO)—ウェブサイトにより多くの見込み客を導くために,ネット上の検索結果においてウェブサイトを上位表示するためのプロセス。

減価償却—資産の価格を,その資産を使用できる期間にわたって減額する会計処理法。減額する金額は,旧式化と消耗により推定される資産の劣化に概ね相当する。

現金残高—現在口座にある金額。

(個人または家族の)収入—個人または家族が受け取る,あるいは稼ぐお金。

固定費—生産量や販売量の多寡にかかわらず,事業が負担する費用。固定費の例には,家賃,保険料,給与などがある。

雇用関連経費(賃金を除く)—雇用主が支払う,雇用者に関連する費用。例えば,税金や保険,賃金以外の給付金。

顧客—事業からサービスまたは製品を購入する個人または団体。

光熱費—電気,ガス,水道等の公共サービス。

効率—時間,エネルギー,資材,金銭を無駄に使うことなく好ましい結果を達成すること。

参与(かかわり)—個人または団体の参加を積極的に促す。

市場—サービスまたは製品を購入する可能性のある人または団体。

支払条件(支払期限)—販売を完了するうえで,顧客と売り手の間で合意した条件。

支払利息—借金のために負担する費用。

資金繰り計画—一定期間内に受け取る,あるいは支払う現金の予測。

資産—事業が所有あるいは管理する,将来的に利益をもたらす有形または無形のもの。事業の総資産の価値は,バランスシートに要約される。

資本—サービスや製品を生み出すために使われる,現金,設備,所有物等の事業資産。

(事業の)所得—収益から経費を差し引いた後の残高。所得は,純利益または最終的な収益とも呼ばれる。

自己資本—事業において,資産の合計から負債の合計を差し引いた後の残高。自己資本の金額は,バランスシートに要約される。

自立—自分自身と家族の生活における霊的・物質的な必要を満たす能力,決意,努力。

借金—人または団体から借りている,あるいは支払い義務を負っているお金。

需要—顧客が特定の価格で購入する意志があり,また購入可能なサービスまたは製品の数量。

収益—サービスまたは製品を売った対価として事業が顧客から受け取るお金。

収支記録—収益および経費の動きを記録するために用いられる財務書式。

純利益—売り上げ収益と経費(変動費および固定費の合計)の差額。最終的な収益とも呼ばれる。純利益は,損益計算書に示される。

純利益率—売り上げ収益から変動費と固定費の両方を差し引いた後の残高の割合。純利益率に関しては,他の類似事業と自分の事業との比較が可能となるため,重要である。

助成金—特定の目的のために付与される資金。通常,返金の必要はない。

小規模金融ローン—従来の金融サービスを受けることのできない事業に対して団体が貸し付ける,比較的少額のお金。

小売業—消費者に直接販売する事業。

信用供与—通常短期の目的で,事業が必要に応じて借りられる金額の上限を定めたローンの取り決め。

請求書—事業が作成する請求明細書。提供されたサービスまたは製品が記載される。

粗利益—変動費と売り上げ収益の差額。粗利益は事業における主要な収益を反映しているため,重要である。粗利益は,損益計算書に示される。

粗利益率—売り上げ収益から変動費を差し引いた残りの金額の割合(固定費を差し引く前)。粗利益率に関しては,他の類似事業と自分の事業との比較が可能となるため,重要である。

損益計算書—一定期間における収益と経費をまとめて,企業が収益を上げたか損失を出したかを示す決算書。PLとも呼ばれる。

損益計算書(PL)—一定期間における収益と経費をまとめて,企業が収益を上げたか損失を出したかを示す決算書。

損失—収益から経費を差し引くと負の数になった場合の,財務上の減少。

棚卸資産(在庫)—事業が売却,あるいは使用可能な,手元にあるすべての製品または資材の要約。

知的財産—その所有権が法的に保護されているアイデアや発明。

賃金—通常勤務時間数に基づいて,事業から雇用者に定期的に支払われるお金。

特許—事業が政府に登録する権利で,他人による当該事業の発明の作成,使用,販売を妨げるもの。

認可—何かを行う,あるいは使用することを認める,公式または法的な許可。

買掛金—事業が仕入れ先に負っている負債で,その事業がつけで購入したサービスや製品の代金。

売掛金—顧客がつけで購入したサービスや製品の代金で,事業が顧客から返済されるべきお金。

販売ルート—事業がサービスや製品を顧客に販売する手段。

不良債権—事業から貸付金を受け取った顧客が,借金を支払うことができなかった場合に事業が負う負債。事業は,未払い残高を回収不能金または不良債権と見なす。

負債—事業の借金または債務。事業の負債の総額は,バランスシートに示される。

変動費—事業の販売量や生産量に応じて変動する事業経費。変動費には,製品の原材料または人件費として費やされる金額などが含まれる。

法令—政府機関により制定された規則または法律。

利益—収益から経費を差し引くと正の数になった場合の,財務上の利益。

利子所得—一定期間,お金を貸すことにより得るお金。

利息(金利)—負債に対して支払われるお金(または,貸付金に対して受け取るお金)。

領収書—サービスまたは製品の対価として事業が金銭を受領したことを認める文書。