若人に助言を与えるとき
Pathways to Perfection: Discourses of Thomas S. Monson(1973年),92-93より抜粋
若人に助言を与えるとき,彼らが決断を下すのを助けようとするのであれば,皆さんの心は主の御霊をよく感じ取ることのできる状態でなければなりません。若人の生活には小さな決断などありません。導く力は誤った方向に導く力でもあり,誤った方向に導く力は滅ぼす力であることを覚えていてください。皆さんには自分に託されている若人の魂を滅ぼす力があります。反対に,義にかなった生活を送り,教える際にそのような義にかなった生活の影響が現れるとき,皆さんには若人を高めて神に近づける力があります。
今日,わたしは皆さんに証します。注意深く耳を傾けるとき,慎重に見極めるとき,思慮深く助言をするとき,熱烈に祈るとき,義にかなった生活を送るとき,皆さんは天の御父に使われる助言者となって,御父の貴い若人の人生に祝福をもたらすことでしょう。若人を高め,神の日の栄えの王国に向かって前進するように導く,励ましの言葉を与え,ビショップとの面接を行い,従うべき模範を示してください。実に皆さんはイスラエルを見守る羊飼いであって,その奉仕の業が必要とされるときに眠っているようなことがあってはなりません。