インスティテュート
偽りの教義


偽りの教義

Gospel Doctrine, 第14版(1966年),373からの抜粋

末日聖徒の中に,福音の真理と装って偽りの教義を説く人々がいますが,彼らは二つのタイプに分けることができます。また,実際にはこれ以外にありません。

第1は,完全に無知な人です。怠惰のために英知を欠き,読書や勉強によって自己の進歩を図ろうとあまり努力しない人です。不治の病すなわち怠惰に陥り,病んでいる人です。

第2は,誇りが高く,うぬぼれの強い人です。自分のうぬぼれた考えに照らして読み,自分の考えた法則で解釈し,自らが律法になろうとして,自分こそが自分の行為を裁く唯一の裁き手であろうとする人です。このような人は,第1の人以上に危険で無知な人です。

怠惰な者と誇り高ぶる者に気をつけてください。彼らの影響は伝染します。まだ毒されていない清い人が守られるように,警告の旗をかざした方が,彼らにとっても,全ての人にとっても良いのです。