「10：わたしの礎：神殿の儀式を受ける」『主に力を見いだす：レジリエンスを高める』
「10：わたしの礎：神殿の儀式を受ける」『主に力を見いだす：レジリエンスを高める』
わたしの礎：神殿の儀式を受ける—所要時間：20分以内
深く考える：
あなたにとって最も大切なことには，どのようなものがありますか。
視聴する：
「最も大切なことを行う」はhttps://jp.churchofjesuschrist.org/srs/my-foundation-videos?lang=jpnで視聴できます。（動画を視聴することができない場合は，「最も大切なことを行う」の台本を読んでください。）
「最も大切なことを行う」
動画を視聴することができない場合は，この台本を読んでください。
ナレーター：
ある12月の暗い夜，フロリダで1機の飛行機が墜落しました。100人以上の方が亡くなりました。空港までの距離はわずか20マイル（約32キロ）でした。
ディーター・F・ウークトドルフ管長：
事故の後，調査団は原因の究明に乗り出しました。着陸装置は確かに正常に下りていました。機体は物理的には完璧な状態でした。たった一つ以外は，すべてが正しく作動していました。電球が1個，切れていたのです。20セントほどの小さな電球から一連の出来事が始まり，ついには100人を越える死者を出すという悲劇を招きました。
もちろん，切れた電球そのものが事故を起こしたわけではありません。乗務員がその瞬間に重要だと思われたことに注意を向け，最も重要なことを見失ってしまったからです。
最も重要なことをないがしろにして，つまらないことに注意を向ける傾向は，パイロットだけでなく，だれにでもあります。わたしたちは皆，その危険を冒します。……
思いと心の焦点はその瞬間にだけ意味のある一時的なつかの間の事柄に当てられていますか。それとも最も重要なことに心が向けられているでしょうか。
（「偉大な業に携わっているから下っていくことはできない」『リアホナ』2009年5月号，59，60参照）
話し合う：
わたしたちの進歩を妨げる，重要でない事柄にはどのようなものがあるでしょうか。福音の儀式は，わたしたちにとってどのような助けとなりますか。
読む：
以下の聖句と教会指導者の言葉：
「儀式によって神性の力が現れる〔。〕」（教義と聖約 84：20）
「わたしたちは，教義と聖約の第109章をよく研究し，〔ハワード・W・〕ハンター大管長の言う，『主の宮を，教会員であることの崇高な象徴……として確立する』という勧告に従うべきです。」（クエンティン・L・クック「神殿の中の自分の姿を見る」『リアホナ』2016年5月号，99）
「わたしたちの目標とは，主の宮で力を授けられ，家族の結び固めを受け，神殿で交わした聖約に忠実であるよう努力することです。そうすることで，神の最も大いなる賜物，すなわち永遠の命を受けるのにふさわしくなることができるからです。神殿の儀式とそこで交わす聖約は，皆さんの生活や夫婦関係，家族をより堅固なものとし，サタンの攻撃に抵抗する能力を高める鍵です。神殿で礼拝し，そこで先祖のために奉仕するとき，皆さんは祝福され，より多くの個人の啓示とさらなる平安を受け，聖約の道にとどまるという決意をさらに確固としたものにすることができます。」（ラッセル・M・ネルソン「ともに前進するにあたり」『リアホナ』2018年4月号，7参照）。
話し合う：
神殿での礼拝と家族歴史活動は，どのようにしてわたしたちのレジリエンスを高めてくれるでしょうか。
決意する：
もし神殿推薦状を持っていれば，神殿に参入する日を決めます。もし持っていなければ，推薦状を更新するために，または，神殿の儀式を受けるためにどのように準備できるかについて相談するために，ビショップか支部会長に会う約束を作ります。