「7:わたしの礎:高潔さを示す」『主に力を見いだす:レジリエンスを高める』 「7:わたしの礎:高潔さを示す」『主に力を見いだす:レジリエンスを高める』 わたしの礎:高潔さを示す—所要時間:20分以内 深く考える: なぜ主は「心の高潔」な者を愛されるのでしょうか。(教義と聖約124:15) 視聴する: 「人はどんな代価を払って,その命を買いもどすことができようか」はhttps://jp.churchofjesuschrist.org/srs/my-foundation-videos?lang=jpnで視聴可能です。(動画を視聴することができない場合は,「人はどんな代価を払って,その命を買いもどすことができようか」の台本を読んでください。) 10:5 「人はどんな代価を払って,その命を買いもどすことができようか」 動画を視聴することができない場合は,この台本を読んでください。 ロバート・C・ゲイ長老: 救い主はかつて弟子たちにこうお尋ねになりました。「人はどんな代価を払って,その命を買いもどすことができようか。」 これは何年も前に,よく考えるようにと父がわたしに教えてくれた質問です。わたしが大きくなると,両親はわたしに雑用を割り当て,その労働に対して小遣いをくれました。わたしはしばしば,映画を見に行くために週に50セントと少し,そのお金を使いました。当時11歳児の映画の入場券は25セントでした。それで25セント残り,チョコレート菓子に使えました。1本5セントです。チョコレート菓子5本と映画です。これほどすばらしいものはありません。 12歳になるまですべてそんな感じでした。ある日の午後,列に並んでいて,12歳児の入場券は35セントだと気づきました。つまり,チョコレート菓子が2本少なくなるということです。その犠牲を払う心の備えがまったくなかったので,自分に言い聞かせました。「外見は1週間前と同じさ。」列が進んで,25セントの入場券を求めました。売り場の人は疑わず,わたしは3本ではなくいつもどおりチョコレート菓子を5本買いました。 それができたことがうれしくて,わたしはその後,この大きな成果について父に話すため急いで家に帰りました。わたしがその次第を話すと,父は何も言わず,話し終わったわたしをただ見ながらこう言いました。「5セントのために魂を売ったのかい。」父の言葉が12歳のわたしの心に突き刺さりました。決して忘れない教訓です。 (「人はどんな代価を払って,その命を買いもどすことができようか」『リアホナ』2012年11月号,34) 話し合う: 高潔であるとは,どのような意味でしょうか。人はこの世のものを得るために,ほんの小さな方法で自分の魂を売ることがあります。どのような例があるか挙げてみてください。 読む: 「わたしたちは,正直……〔で〕あるべきこと……を信じる。」(信仰箇条1:13) 「わたしは死ぬまで,潔白を主張してやめない。」(ヨブ27:5) 読む: 以下の聖句とワースリン長老の言葉: 「また,このことを覚えておいてほしい。あなたがたはだれであっても,隣人から物を借りたなら,その物を約束どおりに返すようにしなければならない。そうでなければ,自分が罪を犯すばかりでなく,恐らく隣人にも罪を犯させることになる。」(モーサヤ4:28) 「高潔さとは,その結果にかかわらず常に正しく善いことを行うことです。またそれは単に行動ばかりではなく,もっと大切な点は,心の奥底から正しい思いを抱くことです。……小さなうそや欺き,少しでも人を不正に利用することは,主に受け入れられるものではありません。……高潔な人が得る最高の報いは,常に聖霊を伴侶にできることです。……正しいことを行うときに,わたしたちの内にとどまり,わたしたちが行うすべてのことを導いてくださるのです。(ジョセフ・B・ワースリン「高潔な人」『聖徒の道』1990年7月号,34,36,37) 話し合う: 正直であることが,心のレジリエンスを高めるうえで必要なのはなぜでしょうか。 決意する: わたしは,上で評価した9つの項目のうちの一つにおいて,より正直になります: