「第11課 教師用資料—永遠の伴侶を選ぶ」『永遠の家族 教師用資料』
「第11課 教師用資料」『永遠の家族 教師用資料』
主は,わたしたちが永遠の伴侶を求める際,主を信じる信仰をもって行動するよう期待しておられます。
クラスを小さなグループに分けて,各グループごとに一人,リーダーを指名します。それぞれの生徒に次のシナリオのパート1とその後に続く質問を渡します。シナリオを声に出して一緒に読み,質問につい話し合ってもらいます。(可能ならば,事前にシナリオのパート1を生徒に送り,生徒にあらかじめ読んでそれについて考えてきてもらうとよいでしょう。)
注:シナリオを,生徒の状況や疑問,文化により関連したものとするために,どのように変更できるか検討しましょう。
シナリオと質問について話し合うための時間を十分取った後,数人の生徒に,話し合いで学んだことや感じたことを発表してもらいます。生徒が発表する際,生徒が以下のような真理を見つけられるよう助けるとよいでしょう:イエス・キリストを信じる信仰は,勇気と忍耐をもって永遠の伴侶を見つけられるよう助けてくれる。神はわたしたちに,選択の自由を使って神の計画を進めるよう期待しておられます。生徒が見つけた真理をホワイトボードに書き出すとよいでしょう。
キリストのような特質を育み,啓示を求めることは,わたしたちが結婚に備える助けとなるでしょう。
一人一人の生徒に,シナリオのパート2を配ります。パート2を読み,その後に続く質問をグループ内で話し合うよう指示します。
十分な時間を取った後,2,3人の生徒に,話し合いで学んだことや感じたことを発表してもらいます。
生徒の役に立ちそうな,準備資料のセクション2と3の資料のいずれかを復習します。次の真理を特に指摘してもよいでしょう:完璧な相手と結婚する人はいない。 可能性のある相手と結婚する。永遠の伴侶に特定の霊的な資質を望むなら,自分でもそれを育もうとしてください。決定において主の導きを求めるならば,主はわたしたちの思いに平安を告げてくださり,わたしたちは自分の選びが正しいときにはそれを感じることでしょう。
クラスに既婚の生徒がいれば,一人か二人に,これらの真理のいずれかにまつわる経験を発表してもらうとよいでしょう。あなたが既婚ならば,自分自身の経験についても発表することを検討してください。主は,永遠の伴侶を見つける努力をする生徒を助けたいと思っておられることを証してください。
生徒に,今日のレッスンに関連する質問がないか尋ねるとよいでしょう。質問があれば,クラスの皆でその質問について話し合うために少し時間を取ります。その後,クラスの最後に数分間時間を取り,自分の状況について感じた印象があればそれを書き留めてもらいます。デートに取り組むうえでどのように主を信じる信仰を働かせ続けることができるか,また,主を信じる信仰をさらに働かせるために何ができるかを見極めるよう生徒に勧めます。
次のクラスの準備をするよう生徒に勧めます。準備資料を研究し,幸せな結婚生活を送っている夫婦に,どのように夫婦関係を育み,関係を強く保っているかを尋ねるように勧めます。