神権について理解を深め,義にかなった方法で神権を行使することによってもたらされる祝福を求められるようにする。
神権の大切さについて証を述べる。神権の誓詞と聖約について,またわたしたちが忠実である場合に主が約束しておられる祝福に対して感謝を表す。よりいっそう神権の祝福を求めるよう生徒を励ます。
以下の資料はレッスンの概要を補足するためのものである。この中のどちらか,あるいは両方をレッスンに取り入れてもよい。
神権の権能の回復に関連した重要な出来事は,教会の管理定員会が組織されたことである。預言者ジョセフ・スミスの顧問が召されたのは早くも1832年3月である(教義と聖約81:1)。大管長会が正式に組織されたのは1年後である(教義と聖約90章の前書き参照)。1835年2月に,12人の男性が使徒として召され,聖任されて,十二使徒定員会が組織された。その後間もなく預言者は七十人第一定員会を組織した。
ワードの神権者に,家庭を離れられない人のために聖餐を執行したときの経験,神権の祝福を授けたときの経験,伝道の経験など,神権を行使した経験について話してもらう。この奉仕を行ったときにどのような気持ちを味わったかについてその神権者に話してもらう。また,神権について,人々に奉仕するために神権を行使することの重要性について証を述べてもらう。