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祈りをもって以下の聖句を研究する。
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レッスンを検討し,聖文の物語を子供たちにどう教えるかを決める(本書「レッスンの準備」ⅵ—ⅶ,「聖文に基づいて教える」ⅶ—ⅷ参照)。子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いと応用のための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
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教材
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『聖書』人数分
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『モルモン書』
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目隠し
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視覚資料6-29「エリコを侵略するヨシュア」;6-30「ヨシュアを聖任するモーセ」
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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イスラエルの民がエリコの町を攻略した出来事を話すときに,以下のような簡単な絵を黒板に描く。
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ほかの子供たちには聞こえないようにして,二人の子供に引っ越し業者が非常に大きくて重い荷物を持ち上げている様子をパントマイムで演じるように指示する。二人の子供は間隔を約1メートル空けて,互いに向かい合って立つ。そして品物を持ち上げる仕草をし,互いに後ろの方向に動かそうとするが前にも後ろにも動かない。パントマイムを行っている間,この二人の引っ越し業者は玄関から荷物を入れようとして数分間頑張ったことをほかの子供たちに告げる。ついに二人は力尽きてあきらめた。一人の引っ越し業者が言った。「もうエネルギーを全部使ってしまったよ。この荷物を家の中に入れるのは無理だね。」「家の中?」と別の一人が言った。「ぼくはこの荷物を外へ運び出すのだと思っていた。」
異なる方向へ同時に行くことはできないことを説明する。どの方向へ行くかを決めなければならない。イエスとサタンに同時に従うことができないのはなぜかを子供たちに質問する(マタイ6:24;アルマ5:38-40参照)。
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以下の聖句を暗記させる。「あなたがたの仕える者を,きょう,選びなさい。ただし,わたしとわたしの家とは共に主に仕えます。」(ヨシュア24:15)
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レッスンの始まる前に以下のカードを作って,子供たちの腰掛けの裏側にテープではっておく。
以下の標題を黒板か模造紙に書く。
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イエス・キリストに従うことの結果
サタンに従うことの結果
子供たちにカードを見つけさせ,該当する項目の下にはらせる。わたしたちが今,主に従うことを選ぶならば,多くの苦痛や悲しみを避けることができ,大きな幸せを得ることを説明する。一人の末日の預言者は次のように述べている。サタンはわたしたちが決心しなかったり,躊躇することを喜ぶ。なぜならばその方がわたしたちを誘惑しやすいからである。預言者はこう語った。「皆さんがまだそうした決意をしていなければ,今,決心するよう心に決めていただきたい。」(「少年たちは身近に英雄を必要としている」『聖徒の道』1976年8月号,359)
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信仰箇条第11条について話し合ってから,暗記する。天の御父はわたしたちがだれを礼拝するかの選択を含むあらゆることについて選択の自由を与えておられると指摘する。主のすべての子らは自分が好きなように礼拝できるが,わたしたちは聖文と預言者の言葉から,神を礼拝することが正しい選択であると知っている。
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「わたしのような小さな子でも」(『子供の歌集』14),「子供の時から主を求め」(『子供の歌集』67)または「正しい道選ぼう」(『子供の歌集』82)を歌うか,歌詞を読む。
一人の子供に閉会の祈りをさせる。