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祈りをもって以下の聖句を研究する。
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レッスンを検討し,聖文の物語を子供たちにどう教えるかを決める(本書「レッスンの準備」ⅵ—ⅶ,「聖文に基づいて教える」ⅶ—ⅷ参照)。子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いと応用のための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
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教材
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『聖書』人数分
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視覚資料6-13「ししの穴のダニエル」(『福音の視覚資料セット』117)
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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福音に従って生活しているために迫害を受けた経験や迫害を受けると思われる状況を子供たちに考えさせる。例えば,低俗な冗談話に加わらなかったり,安息日には特定の活動を行わなかったりするためにからかわれるなど。そのような場合の対処の仕方について子供たちに提案させる。
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子供たちにどのようなことについて祈ることができるかを尋ね,意見を黒板または大きな模造紙に書き出す(アルマ34:18-27参照)。次に,感謝している事柄を挙げさせる。祈りの中で感謝することの大切さを強調する。毎日天の御父から祝福を受けていることを認め,天の御父に感謝するよう子供たちに勧める。
以上の事柄を黒板に書き出す代わりに,首の部分が細い瓶とようじを使った活動を行ってもよい。祈る事柄や感謝する事柄について意見を述べた子供はようじを1本もらって,瓶の口に横にして置く。ようじが山のようになって崩れ落ちるまでこの活動を行う。
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以下の状況でどのようなことができるかを子供たちに決めさせる。ダニエルがしばしば祈りをささげ,ダリヨス王が断食したことを子供たちに思い起こさせる。
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あなたは,弟が病気で寝ているためにお母さんが夜中に起きて様子を見に行く物音を聞きました。
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あなたは人混みの中で家族からはぐれてしまいました。
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友達から低俗な絵が入った雑誌を見せられました。
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あなたは学校の成績が悪くてがっかりしています。
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ワードまたは支部の会員が重病です。
祈り,断食,できる限りの手伝いをすること,これらは問題にぶつかったときの大切な解決方法であるのを説明する。
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毎日祈ることの大切さについて話し合う。子供たちはどのようなときに祈るかを考えさせる。祈りの中で感謝する事柄や願う事柄を子供たちに黒板に書き出させるとよい。話し合いの中で初等協会の中での祈りについて触れ,出席していない子供たちのために祈るよう勧める。祝福を与えられていることへの感謝を常に表すこと,一日中主の助けがあるように願うこと,できるだけ家族と一緒に祈ることの大切さを強調する。
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「預言者にしたがおう」(『子供の歌集』58)を歌うか,歌詞を読む。
一人の子供に閉会の祈りをさせる。