子供たちに,義人の模範に従うとともに自らが良い模範になる望みを抱かせる。
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祈りをもって以下の聖句を研究する。
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ルツ1:1-5——ナオミは家族とともにモアブへ移った。夫と息子たちは亡くなった。
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ルツ1:6-22——ルツはナオミとともにベツレヘムヘ戻った。
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ルツ2章——ルツはボアズの畑で落ち穂拾いをした。
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ルツ4:9-17——ボアズはルツと結楯した。二人の間に生まれた息子をオベデと名付けた。
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その他の参考箇所
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レッスンを検討し,聖文の物語を子供たちにどう教えるかを決める(本書「レッスンの準備」ⅵ—ⅶ,「聖文に基づいて教える」ⅶ—ⅷ参照)。子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いと応用のための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
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教材
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『聖書』人数分
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足跡を書いた大きな紙を数枚。レッスンが始まる前に,教室の入り口から教室内を少し歩いて席まで行くように床に足跡を並べる。
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視覚資料6-33「ボアズの畑で落ち穂拾いをするルツ」
子供たちが教室に入るときに,床に置いてある足跡の紙に従って歩くように指示する。一人の子供に開会の祈りをさせる。
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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子供たちに対して良い模範を示した人々について考えさせる。それらの人々はどのような資質を持っているかを見つけて,導入の活動で使用した足跡を描いた紙にそれらの資質を書かせる。これらの紙を再度床に置いて,子供たちに足跡を踏んで歩かせるとよい。そして足跡に足を乗せるときに,その紙に記されている資質を読み上げさせる。
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全員に紙と鉛筆を配り,それぞれ自分の足の輪郭をなぞって足形を書かせる。人々の良い模範となることができるように,伸ばしたいと思う資質を挙げさせる。それらの資質を黒板に書き出す。努力して自分も身に付けたいと思う資質を一つ以上選んで,その紙に書かせる。
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わたしたちに完全な模範を示された御方はどなたですか。もし入手できれば,人々を助けておられるキリストの絵を見せ,どうすればキリストの模範に従うことができるかを話し合う。あるいは,子供たちにそれぞれ,救い主の生涯から一つの出来事を選んで,自分たちが人々に良い模範を示すためにその出来事からどのようなことを学べるかを話させる。
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一人または二人以上の子供に『聖書』を開いて以下の聖句を見つけさせる。
次に教師はルツに関する以下の言葉を順に読み,それぞれ該当する聖句の箇所を開いた子供に読ませる。
ルツはどのような点でわたしたちの模範となるかを話し合う。ルツのどの資質を自分でも伸ばしたいと思うかを子供たちに決めさせる。
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「イエス様のように」(『子供の歌集』40)を歌うか,歌詞を読む。
一人の子供に閉会の祈りをさせる。