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モルモン書は,イエス・キリストの贖いに対する信仰を強めるうえでどのように役立つでしょうか


モルモン書は,イエス・キリストの贖いに対する信仰を強めるうえでどのように役立つでしょうか

モルモン書の主要な目的は,あらゆる人にイエスがキリストであられることを確信させることです。モルモン書は,わたしたちが「救い主のみもとに来なければならず,そうしなければ救われないこと」を教えてくれます(1ニーファイ13:40)。モルモン書の中には,イエス・キリストに信仰を抱き,その贖いの祝福を受けた忠実な弟子たちの模範が数多く記されています。モルモン書の預言者たちは,わたしたちに「どこに罪の赦しを求めればよいかを……知らせるために」救い主について力強い証を宣べました(2ニーファイ25:26)。

霊的に備える

モルモン書によってあなたはどのようにイエス・キリストに近づくことができてきたでしょうか。モルモン書の中で,どの聖句が救い主に対するあなたの信仰を強めてくれたでしょうか。

あなたが教える青少年は,モルモン書によってどのように信仰を強められてきたでしょうか。彼らは,モルモン書を使って,イエス・キリストに対するお互いの信仰をどのように強めることができるでしょうか。

祈りの気持ちで聖文,特にモルモン書を研究するとき,青少年がイエス・キリストに対する信仰を強めるのに,何が役立つと感じますか。

モルモン書のとびらのページ序文

2ニーファイ25:26(ニーファイ人たちは子孫の信仰を強めるためにキリストについて教え,書き記す)

3ニーファイ27:13-14(救い主はニーファイ人たちに,御自分の使命について証される)

ニール・A・アンダーセン「モルモン書―イエス・キリストに対するわたしたちの信仰を強めるもの」『リアホナ』2011年10月号,39-45

ビデオ―「モルモン書の紹介」

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救い主の方法で教える

イエスはどのような場面でも,御自分が教えられた人々にとって模範であり,偉大な教師であられました。イエスは御自分の生き方を通して,彼らに祈り方や教え方,教え方,愛し方,そして仕え方をお教えになりました。あなたには,モルモン書によってイエス・キリストに対する信仰が強められた経験がありますか。それを分かち合えば,青少年の役に立つでしょうか。

関連づける

毎回クラスの最初の数分を使って,青少年が様々な場面で学んでいることを関連づけることができるように助けてください(例えば,個人学習,セミナリー,教会のその他のクラス,友人との経験など)。福音が日々の生活に関連していることを理解できるように,彼らをどのように助けることができるでしょうか。以下のアイデアが役に立つでしょう。

  • これまで彼らがイエス・キリストや贖いについて学んだ事柄を強化してくれたと感じる経験として,どのようなものがあったでしょうか。

  • 青少年に,ある友達からモルモンはクリスチャンかどうか質問されたと想像してもらいます。モルモン書の聖句(この概念に提示された聖句など)を使って,この質問に答えてみるようチャレンジします。

一緒に学ぶ

以下の活動は,モルモン書がどのようにイエス・キリストに対する信仰を強めるかを青少年が理解するのに役立ちます。御霊の導きに従って,クラスに最も適した活動を一つ,あるいは幾つか選んでください。

  • ホワイトボードに,「モルモン書は,イエス・キリストの贖いに対するわたしの信仰を強めるうえで,どのように役立つでしょうか」と書きます。クラスを少人数のグループに分け,グループごとにニール・A・アンダーセン長老の記事「モルモン書―イエス・キリストに対するわたしたちの信仰を強めるもの」の一部を読んでもらいます。読みながら,ホワイトボードに書かれた質問に対する答えを探してもらいます。各グループに見つけた答えのまとめと,読んだ箇所に書かれていた聖句の中で,自分たちにとって大切な意味を持つと感じた聖句を発表してもらいます。

  • ビデオ「モルモン書の紹介」を見せます。青少年に二人一組になって,モルモン書が救い主と贖いに対する自分たちの証にどのような影響を与えたかを分かち合うビデオを作るとしたらどのようにしたいかを計画してもらいます。モルモン書が何であるかをどのように説明するでしょうか。どの聖句や物語を紹介したいでしょうか。ビデオを分かち合う方法を考えてもらいます。

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  • ビショップの許可を得て,最近改宗した会員を招き,モルモン書の証を得た経験を分かち合ってもらいます。イエス・キリストの贖いについて書かれた,好きなモルモン書の聖句を幾つか分かち合ってもらえるように依頼しておきます。モルモン書によって,自分はどのようにイエス・キリストに近づくことができたか,キリストの使命についてさらによく理解できるようになったかを話してもらいます。クラスの青少年に,モルモン書からイエス・キリストに関する聖句や自分の証を分かち合ってもらいます。

  • クラス全員で,モルモン書に登場する人物の中で,悔い改めて罪の赦しを受けた人の例を考えてもらいます(例―青年アルマ,エノス,ラモーナイ王)。モルモン書から,彼らの物語を少し読みます。彼らの経験から,贖いについて何が学べるでしょうか。

青少年に今日学んだことを分かち合ってもらいます。贖いに対する信仰を強める上でモルモン書がどのように役立つか理解できたでしょうか。どんな思いや印象を抱いたでしょうか。ほかに質問はないでしょうか。このテーマにもっと時間を費やすべきでしょうか。

教師へのヒント

「レッスンの最後だけでなく,御霊に促されたときはいつでも証をする。また,生徒にも証を述べる機会を与える。」(『教師,その大いなる召し』45)

行動するように勧める

  • 青少年にイエス・キリストに対する信仰を強めるためにモルモン書を使うように勧めます。今後のクラスで,モルモン書からイエス・キリストとその贖いについて証している聖句を分かち合う機会を与えます。

  • イエス・キリストのもう一つの証であるモルモン書について,あなたの証を述べてください。