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ほかの人がさらに救い主のようになるよう勧めるにはどうすればよいでしょうか


ほかの人がさらに救い主のようになるよう勧めるにはどうすればよいでしょうか

イエス・キリストは,主に従い,主の戒めを守り,主に似た者となるよう弟子たちに勧められました。教会員であるわたしたちは,主の模範に倣い主に学ぶようほかの人に勧める責任を負っています。わたしたちは皆,キリストのもとに来てキリストによって完全になるようほかの人に勧める力を向上させることができます。

霊的に備える

ほかの人からの促しのおかげでさらにキリストのようになることができた経験には,どのようなものがありますか。 あなたは,生活を変えてさらに救い主のようになるようほかの人を招いたことがありますか。

生活を変えるように青少年がほかの人を促す機会は,どのようなときに訪れるでしょうか。 青少年が,さらにキリストのようになるようほかの人を招けるようになるために,あなたはどのような手助けができるでしょうか。

よく祈りながら,これらの聖文とリソースを研究してください。 キリストのもとに来るようほかの人を招く方法について青少年が理解するうえで,どれが助けになるでしょうか。

マルコ10:17-22;ルカ10:25-37(福音の原則に従って生活するよう人々を招く救い主の模範)

マタイ11:28-30;モロナイ10:32(キリストのもとに来るようにという招き)

D・トッド・クリストファーソン「警告の声『リアホナ』 2017年5月号,108-111

ブラッドリー・D・フォスター「早すぎることも遅すぎることも決してありません」『リアホナ』2015年11月号,50-52

ヘンリー・B・アイリング「警告の声を上げましょう」『リアホナ』2009年1月号,2-7

人々が決意して,それを貫くように助けるにはどうしたらよいでしょうか『わたしの福音を宣べ伝えなさい』195-201

ビデオ― 「キリストのもとに来るようにすべての人を招く-福音を分かち合う」 「教え導く模範」 「会員と宣教師が一致する」

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救い主の方法で教える

イエス・キリストはニーファイの民に御姿を現されたとき,一人ずつみもとに来て,自分で見て,触れて,イエスを知るよう民を招かれました( 3 ニーファイ11:13 - 17参照)。 自分でイエス・キリストを知るよう,青少年をどのように招くことができるでしょうか。

関連づける

毎回クラスの最初の数分を使って,青少年が様々な場面で学んでいることを関連づけることができるように助けてください(例えば,個人学習,セミナリー,教会のその他のクラス,友人との経験など)。福音が日々の生活に関連していることを理解できるように,彼らをどのように助けることができるでしょうか。以下のアイデアが役に立つでしょう。

  • 福音の原則に従って生活するよう促された最近の経験について話すように言います。これらの促しは,生活を改善し,さらに救い主のようになるうえでどのような助けになるでしょうか。

  • 福音の原則に従って生活するようほかの人を招く救い主の模範を聖典から読むよう勧めます(例えば,この概要に記載されている聖句など)。福音に従って生活するようほかの人を招くことについて,救い主の模範からどのようなことを学ぶことができるでしょうか。

一緒に学ぶ

以下の活動は,キリストのもとに来るようほかの人を招く方法と,そうする自信を得る方法を青少年が理解するうえで助けとなるでしょう。 御霊の導きに従って, あなたのクラスにとってもっとも適した活動を一つ,または幾つか選んでください。

  • 青少年に,危険な状況についてだれかが警告したときの経験を分かち合ってもらいます。これらの経験は,隣人に警告し,イエス・キリストに従うよう勧めるというわたしたちの責任とどのような点で似ているでしょうか。D・トッド・クリストファーソン長老の説教「警告の声」から抜粋し,青少年に読み直してもらいます。隣人に警告するという責任にわたしたちがどのように取り組めばよいかについてクリストファーソン長老が与えている勧告を探してもらいます。戒めを破るという選択の結果について友人に警告する機会が訪れるという状況のシナリオを作って青少年に渡すのもよいでしょう。青少年に時間を与え,クリストファーソン長老の勧告に従う答えを書き,分かち合ってもらいます。教会の会員に警告するのと,わたしたちの信仰とは異なる人に警告するのではどのような違いがあるでしょうか。

  • クラスの生徒にブラッドリー・D・フォスター長老の説教「早すぎることも遅すぎることも決してありません」からパブロと彼の父親の話を読んでもらいます。 パブロの父親は彼がさらにキリストのようになるためにどのように助けたでしょうか。さらにキリストのようになるよう他の人々を招く際,この話から学んだことを青少年はどのように応用できるでしょうか。例えば,パブロの父親が,福音の原則になかなか従えずにいる友人や家族がそれに従って生活するよう助けるために用いたパターンに倣う方法を,青少年にロールプレーしてもらいます。 

  • クラスの皆で,『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の197 ページにある「はっきりと尋ねる」の項を読みます。 質問を用いることで友人や家族が生活を良い方に変える助けになる状況について考えるように,青少年に勧めます(例えば,悪態をつく癖を友人が克服できるよう助けたり,教会に出席するよう家族を促したりする場合など)。 これらの状況の中ではっきりと尋ねられる質問には,どのようなものがあるでしょうか。 その質問をどのように尋ねるとよいでしょうか。 いつ尋ねるとよいでしょうか。 『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の195 - 201 ページにある,「人々が決意して,それを貫くように助けるにはどうしたらよいでしょうか」の章のほかの項についても話し合うとよいでしょう。

  • 福音の原則に従って生活するように勧めたい人はだれかを考えるように勧めます。 ヘンリー・B・アイリング管長の記事「警告の声を上げましょう」の「いちばん大切なのは愛」の項を読むか,ビデオ「教え導く模範」を見るように言います。 学んだ原則のうち,思いついた相手を招くうえで助けとなる原則をホワイトボードに書くように勧めます。 どのように招いたらよいでしょうか。 何と言えばよいでしょうか。

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  • このアウトラインの中に,キリストのもとに来るよう促す招きの言葉が含まれた聖文が紹介されています。それらの聖文を読むよう青少年に勧めます。 これらの聖句の中で,キリストのもとに来る人々に対してどのような祝福が約束されているでしょうか。 ビデオ「キリストのもとに来るようにすべての人を招く-福音を分かち合う」を見せて,友人や家族からささやかな招きを受けたことにより,ビデオの若い男性たちがどのような祝福を受けたかを発表するように勧めます。 青少年が友人や家族に対してできるささやかな招きにはどのようなものがあるでしょうか。 友人や家族はその招きを受け入れることによりどのような祝福を受けるでしょうか。

青少年に今日学んだことを分かち合ってもらいます。 さらに救い主のようになるようほかの人を招く方法を理解しているでしょうか。 どのような感情や印象があるでしょうか。 ほかに質問はないでしょうか。 このテーマにもっと時間を費やす方がよいでしょうか。

教師へのヒント

「生徒に良い影響を与えたいと思うならば,教えることが好きなだけでは不十分である。生徒一人一人を愛〔さ〕……なければならない。」(『教師,その大いなる召し』31)

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行動するように勧める

今日学んだことに基づき行うよう促しを受けたのはどのようなことでしょうか。その気持ちに従って行動するよう励まします。彼らをフォローアップする方法を考えてください。