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イエス・キリストの贖いに対する信仰を強めるために,生ける預言者や使徒たちの言葉をどのように活用することができるでしょうか


イエス・キリストの贖いに対する信仰を強めるために,生ける預言者や使徒たちの言葉をどのように活用することができるでしょうか

古代の預言者と同じように,今日の預言者や使徒もイエス・キリストについて証し,主の贖いを受けるようすべての人を招いています。彼らはイエス・キリストの「特別な証人」と呼ばれています。生ける預言者と使徒がキリストについて証するとき,聖霊がそれを証してくださいます。そして,彼らの教えに従って生活するとき,わたしたちは祝福されます。

霊的に備える

生ける預言者と使徒の言葉は,イエス・キリストに対するあなたの信仰をこれまでどのように強めてくれましたか。預言者や使徒のどの説教や本,あるいは記事が,あなたがイエス・キリストをさらによく知る上で役立ったでしょうか。

最近の大会説教の中で,青少年がイエス・キリストに対する信仰を強めるのに役立つのはどれでしょう。どうしたら,青少年が生ける預言者の言葉を研究し,生活に生かすように励ますことができるでしょう。

預言者と使徒の言葉を祈りの気持ちで研究するとき,どんなことがあなたの教える青少年の信仰を強めると感じますか。

ヤコブ7:11-12モーサヤ13:33-3515:11-12(すべての預言者がイエス・キリストについて証している)

教義と聖約27:12107:23(使徒は,イエス・キリストの特別な証人である)

教義と聖約76:22-24(イエス・キリストに関するジョセフ・スミスの証)

聖句ガイド「使徒

デビッド・A・ベドナー「『わたしの名について証を述べるために選ばれて』」『リアホナ』2015年11月号,128-131

ジェフリー・R・ホランド「憐れみと愛の神の恵み」『リアホナ』2015年5月号,104-106

クエンティン・L・クック「わたしたちはイエス・キリストに従う」『リアホナ』2010年5月号,83-86

生けるキリスト―使徒たちの証」『リアホナ』2000年4月号,2-3

ビデオ―「重荷を持ち上げる」

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救い主の方法で教える

イエスは,ご自分が教えられた人々について,彼らがどのような人物になり得るかを御存じでした。彼らが学び,成長できるように助けるための独特な方法を見いだされました。青少年が生ける預言者と使徒の言葉を大切にし,覚えていられるように動機づけるために,どのような経験を与えることができるでしょうか。

関連づける

毎回クラスの最初の数分を使って,青少年が様々な場面で学んでいることを関連づけることができるように助けてください(例えば,個人学習,セミナリー,教会のその他のクラス,友人との経験など)。福音が日々の生活に関連していることを理解できるように,彼らをどのように助けることができるでしょうか。以下のアイデアが役に立つでしょう。

  • 青少年に,このクラス以外の場所で最近学んだり教えたりした経験を分かち合ってもらいます。

  • 青少年に,聖句ガイドの「使徒」の項を読んでもらい,使徒の役割について説明している部分を見つけてもらいます。クラス全体で,預言者や使徒がイエス・キリストの特別な証人であることを示す聖句(この概念に提示されている聖句など)を見つけて,読みます。これらの聖句から,青少年はどのようなことが心に残ったでしょうか。

一緒に学ぶ

以下の活動は,青少年が,生ける預言者と使徒の言葉がいかに彼らのイエス・キリストに対する信仰を強めてくれるかを理解するのに役立ちます。御霊の導きに従って,クラスに最も適した活動を一つ,あるいは幾つか選んでください。

  • クラスの生徒に,デビッド・A・ベドナー長老の説教「『わたしの名について証を述べるために選ばれて』」の「さらなる教訓」と題のついた部分をコピーして渡します。 青少年に救い主の贖罪を理解する助けとなった現代の預言者や使徒の言葉を選んで分かち合ってもらいます。青少年が見つけた言葉を分かち合うとき,彼らの思いを手紙,携帯メール,ソーシャルメディアを使って知っている人に分かち合う方法を考えるように励まします。

  • クラス全体で,最近の大会説教を読み,大管長会や十二使徒定員会の会員がイエス・キリストや主の贖いについて証している部分を探します(『リアホナ』の大会号の目次を利用するとよいでしょう)。預言者や使徒の証を聞いて,青少年はどのようなことが印象に残ったでしょうか。彼らの証によって,救い主に対するわたしたちの証はどのように強められるかを分かち合ってもよいでしょう。

  • ホワイトボードに「イエス・キリストの贖罪」と書きます。クラスの生徒一人一人に,ジェフリー・R・ホランド長老の説教「憐れみと愛の神の恵み」またはクエンティン・L・クック長老の説教「わたしたちはイエス・キリストに従う」のコピーを渡します。 青少年に,説教から救い主の贖罪について学んだ事柄をリストにしてもらいます。 青少年に,学んだことを1文に要約してホワイトボードに書いてもらい,なぜその教えが大切だと思ったか一人一人に尋ねます。 

  • この概念に提示されているビデオの一つ,あるいは幾つかを見せるか,クラス全員で順番に「生けるキリスト―使徒たちの証」を読んでもらいます。その間,青少年に,イエス・キリストに対する自分の証を強める文章を見つけてもらいます。青少年に,これらのメッセージによって,友人や家族の証がどのように強められると思うかを分かち合ってもらいます。

  • 青少年に,「生けるキリスト―使徒たちの証」の中で,自分にとって大切な意味があると思った文章を暗唱するように励まします。もしも生ける預言者や使徒の教えがなかったら,イエス・キリストに対する自分の信仰はどのように違っていたと思うかを書いてもらいます。書いたことを分かち合う時間を与えます。

青少年に今日学んだことを分かち合ってもらいます。生ける預言者の言葉が贖いに対する彼らの信仰をどのように強めてくれるかが理解できたでしょうか。ほかに質問はないでしょうか。このテーマにもっと時間を費やすべきでしょうか。

教師へのヒント

「〔生徒の意見〕に対してあなたが肯定的に対応するならば,生徒が話し合いに参加する自分の能力について自信を持つように助けることになる。例えば,次のように言うとよい。『答えてくださったことを感謝しています。とても深く考えられた意見です。』あるいは……『よい例ですね。』『今日皆さんがお話ししてくださったすべてのことに感謝しています。』」(『教師,その大いなる召し』64)

行動するように勧める

  • 青少年にクラスで受けた印象を分かち合ってもらいます。生ける預言者や使徒の言葉を学んで,イエス・キリストに対する信仰がどのように強められたでしょうか。あなたは青少年が学んだことに従って行動できるよう,どのように励ませるでしょうか。

  • 生ける預言者と使徒がキリストの特別な証人であるというあなたの証を分かち合ってください。