啓示により真実の教会が地上に回復されたことに対する子供たち一人一人の証を強める。
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教義と聖約20:1-4,37,71-79;21:1-5と本課の歴史記事を祈りの気持ちで研究する。それからレッスンを検討し,聖文と歴史記事を子供たちにどう教えるか決める(本書「レッスンの準備」ⅵ-ⅶ,「聖文と歴史記事に基づいて教える」ⅶ-ⅷ参照)。
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その他の参照箇所-教義と聖約68:27と『福音の原則』16課と17課。
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子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いのための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
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教材
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教義と聖約(人数分)
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視覚教材5-6「最初の示現」(『福音の視覚資料セット』403);5-8「天使モロナイの訪れ」(『福音の視覚資料セット』404);5-11「金版を受けるジョセフ・スミス」(『福音の視覚資料セット』406);5-14「金版を翻訳するジョセフ・スミス」;5-15「アロン神権を授けるバプテスマのヨハネ」(『福音の視覚資料セット』407);5-16「メルキゼデク神権の回復」(『福音の視覚資料セット』408);5-20「教会の設立」
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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本課の最後にあるクイズをコピーして子供たち全員に渡す(コピーができない場合は,黒板にクイズを書く)。教会の設立に関して子供たちがすでに知っていることを把握するためにレッスンの始めにクイズを解かせるか,または復習としてレッスンの終わりに解かせる。
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イエス・キリストは,教会を組織する方法をジョセフ・スミスにはっきりと告げられた。教会の名前をどうすべきかをもジョセフに告げられた(この啓示は1838年に受けたが,それは教会が組織されてから8年後のことであった)。
一人の子供に教義と聖約115:4を声を出して読ませ,ほかの子供たちにその箇所を目で追わせる。教会の名前は,わたしたちの時代,すなわちこの末日に回復されたイエス・キリストの教会であることを意味している。
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クラスを以下の二つのグループに分ける。
以下の聖書の聖句を「イエス・キリストが地上におられたときのイエス・キリストの教会」のグループに渡し,以下の教義と聖約の聖句を「イエス・キリストの回復された教会」のグループに渡す。
マタイ3:13,16/教義と聖約20:72-74
(権能を持っている人による水に沈めるバプテスマ)
エペソ2:19-20/教義と聖約21:1
(生きた使徒と預言者)
アモス3:7/教義と聖約21:5
(現代の啓示)
ルカ22:19-20/教義と聖約20:75
(聖餐)
グループに割り当てられた聖句を一人ずつ声を出して読ませ,イエス・キリストの教会の特徴について話し合う。末日聖徒イエス・キリスト教会の組織は,イエスが地上で組織された教会と同じ組織であることを子供たちに理解させる。
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イエス・キリストと回復された教会について証を持つには,以下を信じなければならない。この点を理解させる。
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イエス・キリストは天父の御子でわたしたちの救い主である。
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ジョセフ・スミスが神の預言者であり,彼を通して福音が回復された。
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末日聖徒イエス・キリスト教会がイエス・キリストのまことの教会である。
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わたしたちは,現在生ける預言者により導かれている。
祈りと研究を通して,これらが真実であるという証を得ることができる。これらの大切な原則に対する証を得たり強めたりする方法を子供たちに考えさせる。
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生ける預言者は,イエス・キリストの教会にとって重要な位置を占めていると子供たちに教える。マタイ10:2-4を開かせ,イエスの十二使徒の名前を読ませる。その後,現在の十二使徒の写真を見せて(教会の図書館か教会の機関誌から入手),彼らの名前を教える。
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信仰箇条1:6を覚えさせる。名前が違う職も幾つかあるが,今日の教会は信仰箇条に述べられている職をすべて持っている(監督の代わりに牧者など)。
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「イエス・キリストの教会」(『子供の歌集』48)を歌うか,歌詞を読ませる。子供たちが歌っているとき,彼らが知っている2つのことと教会の会員として行う5つのことを聞き取らせる。それらを黒板に書く。その後,その歌をもう一度歌わせる。
一人の子供に閉会の祈りをさせる。