教義と聖約,そして生ける預言者を通じて与えられる絶えざる啓示の重要性に関して,子供たちが証を得られるように助ける。
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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なぜ4つの標準聖典すべてが必要なのかを子供たちと話し合う。次のメッセージを4枚のカードに別々に書き,1枚ずつ一人の子供に声を出して全員に聞こえるように読ませる。
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聖書は,イエス・キリストの預言と救い主が地上におられたときの教えと生涯について語っている。
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モルモン書は,イエス・キリストについてのもう一つの証であり,アメリカ大陸の民と救い主との関係について語っている。
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教義と聖約は,末日,すなわちわたしたちの時代のためのイエス・キリストからの啓示を集めたものである。
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高価な真珠は,ジョセフ・スミスの歴史,天父とイエス・キリストに関するジョセフ・スミスの証,および古代の預言者によるイエス・キリストの証と教えを教えている。
子供たち全員に4枚の小さな紙を渡し,本に見えるように紙を半分に折る方法を子供たちに示す。それらの紙を本に見立てて,聖書,モルモン書,教義と聖約,高価な真珠と書かせる。
次の質問をして,該当する本を子供たちが持ち上げて質問に答えさせる。
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地球の創造から始まって,聖地における民と主の関係のほとんどについて語っている本はどれですか。(聖書)
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イエス・キリストのアメリカ大陸訪問について語っている本はどれですか。(モルモン書)
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イエス・キリストの誕生と地上での生活のほとんどについて語っている本はどれですか。(聖書)
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天父とイエス・キリストが聖なる森でジョセフ・スミスに現れた記録をのせているのはどの本ですか。(高価な真珠)
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末日に教会を組織する方法に関して,イエス・キリストからジョセフ・スミスに与えられた啓示を載せているはどの本ですか。(教義と聖約)
それぞれの標準聖典はイエス・キリストを証していて,わたしたちはすべての聖文を研究する必要があると子供たちに教える。
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子供たちが教義と聖約にある幾つかの章の教えを学べるように,次の言葉を黒板の最初の欄に書く。
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知恵の言葉
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聖餐の祈り
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バプテスマのヨハネによるアロン神権の回復
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宣教師の資質
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預言者は教会全体のために啓示を受ける。
次の教義と聖約の章を黒板の第2の欄に書く。
子供たちに各章を探して章の短い要約を読ませ,どの章が最初の欄のどのテーマと一致するかを決めさせる(要約から章のテーマを決めるのが難しい場合,要約と同様に括弧の中の節を年下の子供たちに読ませてもよい)。
子供たちがテーマと聖句を合わせると,テーマの横に聖句を書いていく。その後,聖句を消して,何人の子供たちが覚えているかを確かめる。ほとんどの子供たちが,教義と聖約の章がどのテーマについて教えているかを言えるようになるまで復習する。
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カードか小さな紙に,バプテスマ,『賛美歌』の斉唱,モルモン書の翻訳,アロン神権,教会の設立,聖餐などの教義と聖約で述べられている原則や出来事を表す簡単な絵か言葉を2枚ずつ作る。その紙かカードを床かテーブルの上に伏せて格子状に置く。子供たちが交代で2枚ずつめくって神経衰弱のゲームを行う。子供が同じカードをめくったら,その原則がなぜ回復された教会にとって大切なのかを説明させる。子供が同じカードをめくれなかったら,カードを元の場所に戻させ,次の子供にめくらせる。
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ラジオ,テレビ,コンピューター,車など,わたしたちの時代の人が持っていてジョセフ・スミスの時代に人々が持っていなかった物の名前を挙げさせる。わたしたちは聖文を持っているが,この変わりやすい世の中でなすべきことを教える絶えざる啓示が必要であると説明する。神殿を建てる場所,新しい使徒に召される人,宣教師の任地,総大会で人々に教える内容など,現在の生ける預言者に主が示される幾つかのことを子供たちに考えさせる。
子供たちが挙げた幾つかの文明の利器により,教会の会員が福音を学び分かち合う助けになっているが,その点を話し合わせてもよい。例えば,教会員の多くは,総大会の模様をラジオ,テレビ,または衛星を通じて見たり聞いたりして主の御心を学べるようになっているなどがある。
一人の子供に閉会の祈りをさせる。