神殿と神殿の儀式を受けるふさわしさを身につける大切さを,子供たちに理解させる。
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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ハワード・W・ハンター第14代大管長の以下の言葉を読むか,一人の子供に読ませる。
「すべての成人会員が有効な神殿推薦状を受けるにふさわしくあり,しかもそれを所持するなら,主は喜ばれることでしょう。神殿推薦状を得るためにすべきこととすべきでないことは,わたしたちが個人として,また家族として,幸福になるのを約束する事柄でもあるのです。」(「尊く,大いなる祝福」『聖徒の道』1995年1月号,9-10)
以下のリストに書かれた事柄は,神殿推薦状を持つふさわしさと同様に,わたしたちが幸福で主の御霊を受けやすくなるうえでどのように役立つか,子供たちと話し合う(例-家族に親切にすることにより,家族への愛をもっと深めることができる。知恵の言葉に従うことにより,健康で強くなれる)。
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天父とイエスと聖霊を信じる。
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教会が真実であるという証を持つ。
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預言者に従う。
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清い思いを持つ。
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聖文を読む。
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初等協会と聖餐会に出席する。
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教会の指導者を支持する。
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慎しみのある服装をする。
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正直に生活する。
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知恵の言葉を守る。
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什分の一を完全に納める。
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罪を悔い改める。
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祈る。
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正義をいつも選べる友達を選ぶ。
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両親を敬い,家族に親切にする。
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人々に仕える。
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神殿参入にふさわしくなるためにしなければならない事柄についてのヒントとなるような品物や絵,カードを,箱に入れておく(「レッスンを豊かにする活動」の1リストを参照)。例えば,生ける預言者の写真は預言者に従うことのヒントに,硬貨は什分の一を納めることのヒントになるであろう。子供たち一人一人に箱の中から品物や絵,カードを選んで,それが神殿へのふさわしさとどのように関係しているか,ほかの子供たちに対して説明させる。
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信仰箇条1:13を子供たちとともに復習し,復唱する。そしてそれが神殿へのふさわしさとどのように関係するか話し合う。「純潔」「徳高く」とは,慎ましく,道徳的(性的)に清く,思いと行いにおいて清いことである,と説明する。服装や娯楽,言葉遣い,友達を選ぶことにおいて,徳高く,純潔であるためにはどうすればよいか,子供たちと話し合う。
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初等協会会長の承認を受けて監督会の一員を招き,神殿参入にふさわしくなれるよう生活することの重要性について,5分ほど子供たちと話し合ってもらう。
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「神殿に行きたいな」(『子供の歌集』99),「この体は神の宮」(『子供の歌集』73)を歌うか,歌詞を読む。
一人の子供に閉会の祈りをさせる。