聖文の物語
赤んぼうのモーセ


あかんぼうのモーセ」『旧約聖書物語』きゅうやくせいしょものがたり

あかんぼうのモーセ」『旧約聖書物語』きゅうやくせいしょものがたり

しゅつエジプト1-2しょう

1:36

あかんぼうのモーセ

イスラエルのたみのしょうらいのしどうしゃをまもる

<ruby>王国<rt>おうこく</rt></ruby>をながめるパロ

ヤコブの家族かぞくはエジプトでいだいなたみとなり,イスラエルのたみとよばれていました。エジプトのおうパロは,いつかイスラエルのたみがあまりにもふえてエジプトをせんりょうするのではないかとおそれ,イスラエルのたみを自分じぶんのどれいにしました。

しゅつエジプト1:7-14

<ruby>川<rt>かわ</rt></ruby>を<ruby>見<rt>み</rt></ruby>わたす<ruby>兵士<rt>へいし</rt></ruby>たち

そのあとパロは,あたらしくまれたイスラエルじんおとこあかんぼうをすべてころすようめいじました。イスラエルじん家族かぞくはとてもおそれました。

しゅつエジプト1:15-22

<ruby>川<rt>かわ</rt></ruby>の<ruby>中<rt>なか</rt></ruby>のヨケベデ,ミリアムと<ruby>赤<rt>あか</rt></ruby>んぼうのモーセ

ヨケベデというのあるイスラエルじん母親ははおやは,まれたばかりのむすこをすくう方法ほうほうをおもいいつきました。あかんぼうをかごのなかれて,そのかごをナイルがわのそばにたかくのびているくさむらにかくしたのです。あかんぼうのあねのミリアムは,あかんぼうが安全あんぜんかどうかずっと見守みまもっていました。

しゅつエジプト2:1-4

<ruby>赤<rt>あか</rt></ruby>んぼうのモーセをだきあげるパロのむすめ

パロのむすめはかわ水浴みずあびをしていたときに,そのかごをつけました。無力むりょくあかんぼうがないているのをにして,パロのむすめは自分じぶんのこどもとしてそだてたいとおもいました。ミリアムはパロのむすめのもとへき,あかんぼうの世話せわをするためにイスラエルじんのじょせいをれててもよいかとたずねました。

しゅつエジプト2:5-6

パロのむすめとヨケベデ,ミリアム,<ruby>赤<rt>あか</rt></ruby>んぼうのモーセ

ミリアムが母親ははおやのヨケベデをパロのむすめのもとへつれてると,パロのむすめは,あかんぼうの世話せわのほうしゅうをヨケベデにしはらうことに同意どういしました。

しゅつエジプト2:8-9

パロのむすめとヨケベデとモーセ

このイスラエルじんあかんぼうは成長せいちょうしました。パロのむすめはその自分じぶんのむすことしてそだて,モーセとづけました。

しゅつエジプト2:10