アハブ王はおうひイゼベルに,主がバアルの祭司たちを打ち負かされたと伝えました。イゼベルはいかって,よげんしゃエリヤをころすと言いました。
列王上19:1—2
安全のため,エリヤはイスラエルの地をはなれると,40日40夜,断食しながら旅をしました。そしてシナイ山にたどり着き,かくれるためのほらあなを見つけました。主はエリヤに,御自分がエリヤと話せるように,山の頂上へ行くよう言われました。
列王下19:3,8—11
強い風がふいてきて,ほらあなの周りの岩をこなごなにくだきました。その後,地震で地面がゆれました。すると,火が起こりました。エリヤは,風と地震と火の大きな音を聞きましたが,その大きな音の中に主の声はありませんでした。
列王上19:11-12
それから,エリヤは静かで小さい声を聞きました。エリヤには,それが主の声だと分かりました。主はエリヤに,そこで何をしているのかとおたずねになりました。
列王上19:12—13
エリヤは,安全でいられるようにかくれている,と答えました。よげんしゃはみなころされてしまい,人々は主をこばんでいたからです。
列王上19:14
主はエリヤをなぐさめ,今も主を礼拝しているイスラエルの民が大勢いる,と言われました。主はエリヤに,家へもどって,別のよげんしゃをそなえるようにと言われました。この新しいよげんしゃの名前は,エリシャと言いました。
列王上19:15-18