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<ruby>神殿<rt>しんでん</rt></ruby>で<ruby>泣<rt>な</rt></ruby>きながらいのるハンナ
ハンナと夫は毎年,主の宮である神殿まで出かけていました。ハンナには子供がいなかったので,とてもさびしく思っていました。ハンナは男の赤ちゃんが生まれるよう願って断食し,いのりました。ハンナは主に,もし息子が生まれたら,その子が大きくなったときには主に仕えさせると約束しました。
サムエル上1:1—11
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ハンナに<ruby>語<rt>かた</rt></ruby>りかけるエリ
エリという名の祭司が,ハンナが泣いているのを目にしました。エリはハンナに,主はいのりにこたえてくださる,と言いました。ハンナは主を信頼していたので,希望をもっていました。
サムエル下1:12,17—18
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<ruby>夫<rt>おっと</rt></ruby>と<ruby>赤<rt>あか</rt></ruby>ちゃんのサムエルとともにいるハンナ
その年,ハンナは男の子をさずかり,その子をサムエルと名付けました。
サムエル上1:20-23
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サムエルを<ruby>神殿<rt>しんでん</rt></ruby>にいるエリのもとに<ruby>連<rt>つ</rt></ruby>れて<ruby>行<rt>い</rt></ruby>くハンナ
ハンナは主との約束を守りました。サムエルが十分に大きくなると,主の宮で仕えるためにサムエルを連れて行ったのです。サムエルは祭司のエリとともに仕えました。ハンナはその後もサムエルのもとを何度もおとずれ,サムエルのために作った衣服を持って行きました。主はハンナを祝福し,さらに5人の子供をさずけてくださいました。
サムエル上1:24-28;2:21