ダリヨスはバビロンを治める人になりました。ダリヨスはダニエルを愛していたので,ダニエルを王国治めるしどうしゃにしたいとおもいいました。王宮のはかせたちの中には,これをねたましくおもう者もいました。
ダニエル6:1-4
はかせたちはダニエルが神にいのっているのを知っていたので,王をだまして新しいほうりつを作るようしむけました。神にいのった人はだれでもライオンのあなに投げ入れられる,というほうりつです。
ダニエル6:5-9
それでもダニエルは神にいのることを選びました。ダニエルがいのるのを見た王宮のはかせたちは王に,ダニエルがほうりつをやぶっているとつげました。王ははかせたちがだまそうとしていることに気づき,ダニエルをすくう方法をかんがえましたが,王自身も自分がさだめたほうりつにしたがうほかありませんでした。
ダニエル6:10-15
ダニエルはライオンのあなに投げこまれました。ダニエルがまもられるようだんじきしながら,王はひとばんじゅうおきていました。
ダニエル6:16-18
よくあさはやさくに,王は急いでライオンのあなにむかいました。ダニエルがまだ生きているかどうか知るために,王がダニエルの名をよぶと,ダニエルはそのよびかけに答えました!ダニエルは王に,神が天使を送ってライオンの口をとじてくださった,とつげました。ライオンがダニエルをきずつけることはありませんでした。
ダニエル6:19-23
ダニエルが無事であったことを王はとてもよろこびました。王は自分をだましたはかせたちにばつをあたえ,そのほうりつをなくしました。王は王国の人びとに,神の力といつくしみについておしえました。
ダニエル6:23-27