ネヘミヤはペルシャに住むユダヤ人で,王の信頼するしもべでした。ある日ネヘミヤは,エルサレムのユダヤ人が苦しんでいると聞きました。エルサレムを守っているかべがこわされて,きずき直されていなかったのです。エルサレムはきけんにさらされていました。ネヘミヤは断食し,主の助けをいのり求めました。
ネヘミヤ1章
王はネヘミヤに,なぜそれほど悲しんでいるのかとたずねました。ネヘミヤは王に,エルサレムのきけんについて話しました。すると王は,自分なら助けることができると言いました。ネヘミヤが,エルサレムに行ってかべをきずき直させてほしいとたのむと,王はネヘミヤを指導者として,必要な物をあたえました。
ネヘミヤ2:2—8
ネヘミヤとユダヤ人はエルサレムのかべをきずき直し始めました。しかし,てきはかれらをからかって,やめさせようとしました。
ネヘミヤ2:17—20
てきは,ネヘミヤをだまして町から追い出そうとしました。しかし,ネヘミヤは出て行こうとしません。ネヘミヤは主を信頼しており,偉大な業を行っていたからです。
ネヘミヤ6:2—4
ネヘミヤは民に,おそれないようにと言いました。民はかべを守るために,かべの所に見張りを置きました。ユダヤ人はかべをきずき続けました。主がユダヤ人に力をあたえられたので,かべは52日で仕上がりました。エルサレムはまた安全になりました。
ネヘミヤ4:6-15;6:5-9,15-16