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<ruby>遠<rt>とお</rt></ruby>くを<ruby>見<rt>み</rt></ruby>つめる<ruby>町<rt>まち</rt></ruby>の<ruby>人々<rt>ひとびと</rt></ruby>
エリコがイスラエルの民に征服される前,その町にラハブという女性が住んでいました。ラハブは,主がイスラエルの民のために紅海を分けられたことを耳にしていたので,自分の町との戦いで,主がイスラエルの民をお助けになることが分かっていました。エリコの民は悪い民だったからです。
ヨシュア2:9—11
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<ruby>衛兵<rt>えいへい</rt></ruby>からかくれるみってい
よげんしゃヨシュアは,イスラエル軍をひきいていました。ヨシュアはエリコに二人のみっていを送りました。ところが,みっていは見つかってしまい,エリコの王は二人をつかまえるために衛兵を送りました。
ヨシュア2:1—3
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みっていに<ruby>語<rt>かた</rt></ruby>りかけるラハブ
みっていはラハブの家にやって来ました。ラハブはみっていを助けることに同意し,二人を屋根の上にかくまいました。
ヨシュア2:4—6
王からつかわされた男たちはラハブの家をさがしましたが,みっていを見つけられませんでした。男たちが去ると,ラハブはみっていに,イスラエル軍がエリコと戦うためにせめて来るとき,自分の家族を守ってほしい,とたのみました。みっていはラハブの家族の安全を約束しました。そこで,ラハブは窓の外につなを投げおろして,みっていがそれを使ってにげられるようにしました。
ヨシュア2:3,12-15
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エリコからにげるラハブと<ruby>家族<rt>かぞく</rt></ruby>
みっていはよげんしゃヨシュアのもとへもどり,イスラエル軍にラハブの家族のだれをもきずつけないようにと言いました。その後,イスラエル軍がエリコと戦ったときに,ラハブとの約束は守られました。ラハブの勇気が家族をすくったのです。ラハブの家族は主の民に加わりました。
ヨシュア2:23;6:25;へブル11:31