聖文の物語
ラハブとみってい


「ラハブとみってい」旧約聖書物語きゅうやくせいしょものがたり

「ラハブとみってい」旧約聖書物語きゅうやくせいしょものがたり

ヨシュア2しょう6しょう

1:39

ラハブとみってい

家族かぞくをすくう選択せんたく

<ruby>遠<rt>とお</rt></ruby>くを<ruby>見<rt>み</rt></ruby>つめる<ruby>町<rt>まち</rt></ruby>の<ruby>人々<rt>ひとびと</rt></ruby>

エリコがイスラエルのたみ征服せいふくされるまえ,そのまちにラハブという女性じょせいんでいました。ラハブは,しゅがイスラエルのたみのために紅海こうかいけられたことをみみにしていたので,自分じぶんまちとのたたかいで,しゅがイスラエルのたみをおたすけになることがかっていました。エリコのたみわるたみだったからです。

ヨシュア2:9—11

<ruby>衛兵<rt>えいへい</rt></ruby>からかくれるみってい

よげんしゃヨシュアは,イスラエルぐんをひきいていました。ヨシュアはエリコに二人ふたりのみっていをおくりました。ところが,みっていはつかってしまい,エリコのおう二人ふたりをつかまえるために衛兵えいへいおくりました。

ヨシュア2:1—3

みっていに<ruby>語<rt>かた</rt></ruby>りかけるラハブ

みっていはラハブのいえにやってました。ラハブはみっていをたすけることに同意どういし,二人ふたり屋根やねうえにかくまいました。

ヨシュア2:4—6

みっていをかくすラハブ

おうからつかわされたおとこたちはラハブのいえをさがしましたが,みっていをつけられませんでした。おとこたちがると,ラハブはみっていに,イスラエルぐんがエリコとたたかうためにせめてるとき,自分じぶん家族かぞくまもってほしい,とたのみました。みっていはラハブの家族かぞく安全あんぜん約束やくそくしました。そこで,ラハブはまどそとにつなをげおろして,みっていがそれを使つかってにげられるようにしました。

ヨシュア2:3,12-15

エリコからにげるラハブと<ruby>家族<rt>かぞく</rt></ruby>

みっていはよげんしゃヨシュアのもとへもどり,イスラエルぐんにラハブの家族かぞくのだれをもきずつけないようにといました。そのあと,イスラエルぐんがエリコとたたかったときに,ラハブとの約束やくそくまもられました。ラハブの勇気ゆうき家族かぞくをすくったのです。ラハブの家族かぞくしゅたみくわわりました。

ヨシュア2:236:25へブル11:31