主は,新しい王を探すためによげんしゃサムエルを送りました。当時の王だったサウルは,主にしたがわなくなっていました。そこで主はサムエルに,ベツレヘムまで行って,エッサイという名の男をさがすようにと言われました。エッサイの息子の一人を新しい王にしようと思われたからです。
サムエル上16:1—5
エッサイの年長の息子たちは,せが高く力がありました。しかし,主はサムエルに,どのように見えるかで決めつけないようにと言われました。
サムエル上16:6—10
サムエルはエッサイに,ほかに息子はいないかとたずねました。するとエッサイは,末っ子のダビデが羊の世話をしている,と答えました。そして,ダビデがサムエルの前に連れて来られました。
サムエル上16:11
ダビデは兄たちよりも小柄で,そぼくな羊飼いの少年にすぎませんでした。しかし,神はダビデの外見を気にとめられませんでした。主は,ダビデの心が信仰に満ちているのをごぞんじだったからです。主はサムエルに,ダビデが王になるだろうと言われました。サムエルはダビデに祝福をさずけました。主のみたまが,ダビデを王となるようにそなえてくださったのです。
サムエル上16:12-13