聖文の物語
ナアマンをいやすエリシャ


「ナアマンをいやすエリシャ」旧約聖書物語きゅうやくせいしょものがたり

「ナアマンをいやすエリシャ」旧約聖書物語きゅうやくせいしょものがたり

列王下れつおうげ5しょう

1:52

ナアマンをいやすエリシャ

そぼくな信仰しんこうによってこった偉大いだいなきせき

<ruby>病気<rt>びょうき</rt></ruby>でねているナアマン

とおいスリヤに,ナアマンというおとこひとんでいました。ナアマンはスリヤのぐん偉大いだい司令官しれいかんでした。ところが,ナアマンはおも皮膚病ひふびょうにかかっていました。

列王下れつおうげ5:1

ナアマンのつまに<ruby>話<rt>はな</rt></ruby>しかける,イスラエル<ruby>人<rt>じん</rt></ruby>の<ruby>少女<rt>しょうじょ</rt></ruby>

ナアマンのつまにつかえていたのはイスラエルじん少女しょうじょで,しゅしんじる信仰しんこうをもっていました。少女しょうじょは,ナアマンがよげんしゃエリシャのもとへけば病気びょうきなおるだろうといました。

列王下れつおうげ5:2—4

エリシャを<ruby>見<rt>み</rt></ruby>つけるために<ruby>旅<rt>たび</rt></ruby>をするナアマン

ナアマンはエリシャをつけるためにとおくまでかけてきました。ナアマンは,偉大いだいなきせきによっていやされるとおもっていました。

列王下れつおうげ5:5—8

エリシャのしもべに<ruby>話<rt>はな</rt></ruby>しかけるナアマン

ナアマンはしもべとうまくるまとをしたがえてエリシャのいえきました。エリシャはしもべをつかわして,ナアマンにしゅ指示しじつたえました。ナアマンがヨルダンがわで7回体かいからだをあらうならば,しゅがナアマンをいやしてくださるとうのです。

列王下れつおうげ5:9—10

<ruby>川<rt>かわ</rt></ruby>のそばで<ruby>文句<rt>もんく</rt></ruby>を<ruby>言<rt>い</rt></ruby>うナアマン

ナアマンは,しゅのよげんしゃがて,すぐにいやしてくれることをのぞんでいたので,いかりました。ナアマンは,ヨルダンがわはスリヤの偉大いだいかわほどすぐれていない,と文句もんくいました。

列王下れつおうげ5:11-12

<ruby>川辺<rt>かわべ</rt></ruby>でナアマンに<ruby>話<rt>はな</rt></ruby>しかけるしもべ

しかし,ナアマンのしもべは,なぜナアマンはそんなに簡単かんたんなことをしようとしないのかとたずねました。たとえナアマンにはよくからなくても,しゅのよげんしゃがナアマンにそうするようにったのです。

列王下れつおうげ5:13

ヨルダン<ruby>川<rt>がわ</rt></ruby>の<ruby>中<rt>なか</rt></ruby>で,いやされるナアマン

ナアマンは高慢こうまんさをすてて,しもべのこえみみをかたむけました。ヨルダンがわ自分じぶんからだを7かいあらいました。すると,エリシャがったように,しゅはナアマンをいやしてくださいました。ナアマンは,エリシャがよげんしゃであり,しゅはほんとうにおられるのだとかりました。

列王下れつおうげ5:14-15