イスラエルの王であるサウル王は,ダビデがゴリアテに勝利をおさめたことに感心しました。サウルはダビデを自分の軍のしきかんにしました。
サムエル上18:5
ダビデはしゅを愛し,つねに正しいことをしたいとのぞみました。イスラエルのたみはダビデを愛していました。
サムエル上18:6-7
サウルはしだいにダビデをねたむようになり,ダビデをころそうとくわだてました。しかし,ダビデはしゅにしたがったので,しゅはダビデをサウルからまもられました。
サムエル上18:6-16;19:1
イスラエルのたみは何度も戦争でたたかいました。ある日,サウルとそのむすこたちがたたかいで命を落としました。ダビデはかれらを愛していたので,その死の知らせをきいて悲しみました。いまでは,イスラエルのたみには新しい王が必要でした。しゅはダビデを王に選ばれ,人びとはとてもよろこびました。
サムエル上31:2-6; サムエル下1:11-12; 5:1-5
しゅはダビデ王を祝福され,かれをみちびかれました。しゅのたすけを受けて,ダビデの軍はてきをうちやぶりました。
サムエル下5:6-10,17-25
ある日,ダビデはたたかいに行くはずでしたが,家にとどまっていました。そのとき,美しいじょせいを見かけました。そのじょせいの名はバテシバと言いました。ダビデはバテシバとけっこんしたいとおもいましたが,バテシバは,ダビデの軍の兵士であるウリヤとすでにけっこんしていました。
サムエル下11:1-3
ダビデはバテシバとけっこんしたかったので,かのじょの夫であるウリヤをきけんなたたかいに送りこみ,ウリヤがころされるように仕向けました。
サムエル下11:4-17
間もなくダビデは,ウリヤがたたかいで死んだことを知りました。ダビデはしもべとを送り,バテシバを自分の家に連れて来させると,バテシバとけっこんしました。
サムエル下11:24,26-27
しかし,しゅはダビデの行いをよくおもわれませんでした。しゅはよげんしゃナタンをつかわし,ダビデのつみがどれほどふかいものかをダビデにつげさせられました。ダビデは,自分がウリヤとバテシバにしたことをふかく悲しみ,しゅからゆるしを受けられるよう,いのり,だんじきしました。
サムエル下11:27; 12:1-13