末日聖徒イエス・キリスト教会の会員として確認を受けるときに,聖霊の賜物が受けられる特権に感謝できるように助ける。
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ヨハネ14:16-17,26を研究する。
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7課で使った「イエス・キリストの教会の会員になる」のチャートを用意する。クラスが始まる前に,「イエス・キリストをしんじるしんこう」,「くいあらため」,「バプテスマ」のカードを所定の位置にはめこんでおく。「せいれいのたまもの」のカードをレッスン中に使えるように準備しておく。
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贈り物に見えるように箱を包み紙で包んだものを用意し,中に絵3-14「確認を受ける少女」を入れる。
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「せいれい」(『子供の歌集』56を歌うか歌詞を朗読できるように準備する。歌詞は本書の巻末にある。
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教材
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聖書
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絵3-14「確認を受ける少女」;3-22「最後の晩餐」(『福音の視覚資料セット』225);3-10「最初の示現」(『福音の視覚資料セット』403)
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
わたしたちは,教会員として,聖霊を信じていることを強調する。わたしたちが戒めに従うならば,聖霊は必要なときにわたしたちに助けと慰めを与えてくださる。
次の活動の中からクラスの子供たちに最も適したものを選ぶ。選んだ活動はレッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の「クラスの時間」の項を参照する。
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特別ゲストをクラスに招待する。その人に聖霊から慰めを受けたときの経験を話してもらう。(ゲストがあなたのワードや支部以外の人の場合は,監督または支部長の許可をもらう)
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特に悲しくなったときに,温かく,幸せで,安心した気持ちにさせてくれる人がいるかどうか子供たちに尋ねる。そのような人は,わたしたちが悲しんでいるとき,寂しいときに慰めを与えてくれる人である。聖霊がしばしば慰め主と呼ばれることを説明する。聖霊は生涯を通してわたしたちに大きな慰めを与えてくださる。イエスは,わたしたちが寂しかったり困ったりしたときに聖霊を送ってくださる。
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「小さな声で」(『子供の歌集』144)の最後の2行を歌うか歌詞を朗読する。
みみをすまし(手を耳もとでおわんの形にする)
よくきいてごらん(人差し指を唇のところに持っていく)
ちいさなささやきのこえを(手を耳もとでおわんの形にする)
みたまのこえを(手を胸に置く)
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聖霊の静かな細い声による導きを受けられるように,次のゲームをする。
ゲーム用に隠す小さな物(宝)を子供たちに見せる。一人の子供に外に出して,その間に宝を隠す。そしてその子を中に戻らせ,音を聞いて宝を探さなければならないことを話す。宝がどの方向にあるかを,鉛筆のコツンという音や小さく手をたたく音,ハミングなどで教える。ごく静かな,敬虔さを保てる者にする。正しい方向を向いたら鉛筆で音をさせる。宝に近づいたらその音を速くし,宝を見つけるまで続ける。
生活の中でも聖霊の静かな細い声に耳を傾けることによって導きを受けられることを強調する。
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子供に「聞こえたら頬を指さして」とか「聞こえたらあごを指さして」などという言葉をささやく。そして,静かな細い声でささやく御方がいて,その御方の声に従わなければならないことを話す。その声の主が聖霊であることを説明する。