人を赦すという戒めに従いたいと望むようになる。
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教義と聖約64:9を祈りをもって勉強する。
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「ぷんぷん」と「にこにこ」という言葉を顔の切り抜き絵(3-6)のそれぞれの裏側に書き入れる。
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息子アルマの話(モーサヤ27章参照。第22課)を復習できるように準備しておく。
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教材
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教義と聖約
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切り抜き絵3-3「息子アルマ」;3-4「モーサヤの4人の息子たち」;3-6「顔」
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朱色と白の布または紙。白いものは純白のものにする。
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
次の活動の中からクラスの子供たちに最も適したものを選ぶ。選んだ活動はレッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の「クラスの時間」の項を参照する。
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年齢の低い子供たちに長い単語(いりおもてやまねこ)などを言わせる。長い言葉の中にはなかなかうまく言えないものがあるが,「ゆるしてあげる」という言葉もなかなか言えないことがある。でも,「ゆるしてあげる」という言葉が悲しい気持ちを明るくしてくれることを説明する。
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「人をゆるせるように」(『子供の歌集』99)を歌うか,歌詞を朗読する。歌詞は本書の巻末に掲載されている。
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子供たちと次の指遊びをする。(靴下を手にかぶせて小さな目を描き,指人形にしてもよい)
二人の友だちが右と左にいて(両手をこぶしを握って挙げる)
あらそいをしていましたが,けんかになりました。(こぶしをぶつけ合う)
その日は二人とも楽しくありませんでした。
なかよくあそぶことを教わっていたからです。
すると一人がはずかしくなってうなだれました。(右手を下げて後ろを向く)
もう一人も同じことをしました。同じようにかんじたからです。(左手を下げて後ろを向く)
さいしょの人が言いました。「いいことがある。」(手をたたく)
「ぼくがわるかったんだ。ごめんなさい。ゆるして。」
もう一人も言いました。「ぼくの方こそ本当にごめん。」
「これからなかよくして,楽しくあそぼう。」(腕を組んで座る)
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紙に鉛筆で薄く点を幾つか付ける。黒板にチョークで書いてもよい。これは間違った行いや選択を表す。次にその点を見えなくなるまで完全に消す。わたしたちが悔い改めれば,イエス・キリストはまるで消しゴムや黒板ふきで点を消すようにわたしたちの罪を消してくださる。(クラスの前に練習しておくとよい)