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モーサヤ4:21;アルマ32;エテル2-3;教義と聖約29:6を祈りをもって研究する。エテル2:17,23;3:6;教義と聖約29:6を読めるように準備する。
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小さなきれいな小石あるいは石を表す厚紙を用意し,1個に1字ずつ次のように書く。「イエス・キリストをしんじるしんこう」文字の面を下にしてテーブルか床の上に置いておく。
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教材
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モルモン書と教義と聖約(人数分)
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紙と鉛筆またはクレヨン(人数分)
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できればレッスンに関係した何かおもしろいものと,それを隠す布
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絵3-55「主の指を見るヤレドの兄弟」
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
わたしたちはイエス・キリストを信じる信仰を持つことができる
船は水が漏れないように造ってあったので,船の中には光が入りませんでした。また,新鮮な空気をどのようにして取り入れたらよいかも分かりませんでした。彼らは航海している間,どのようにして物を見たり息をしたりしたらよいのだろうと思いました。主は,船の上と下に穴を開けるように言われました。この穴は閉じることもできます。それで,船が海の上にいるときには,上の穴を開けて新鮮な空気を入れることができます。また,水が穴から入って来たら,穴を閉じるのです。
ヤレドの兄弟は,船の中に光が必要であることを知っていました。そこで光を得るためにどうしたらよいかを主に祈り求めました。
わたしたちはヤレドの兄弟のような信仰を持つことができる
次の活動の中からクラスの子供たちに最も適したものを選ぶ。選んだ活動はレッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の「クラスの時間」の項を参照する。
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ヤレドの兄弟のような信仰を持てるように,子供たち一人一人にレッスンで使った石(紙の石)を渡す。石に「しんこう」と書かせてもよい。
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子供たちに信仰箇条第4条の最初の部分を復唱させる。「わたしたちは,福音の第一原則と儀式とは,第一に主イエス・キリストを信じる信仰……であることを信じる。」
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「信仰」(『子供の歌集』50)を動作をつけて歌うか,または歌詞を朗読する。
しんこうは たいようが(頭の上で半円を作る)
のぼること(手をゆっくり肩まで下ろす)
しゅが いのりききたもう(耳の後ろでおわんの形を作る)
ことをしる(手を合わせて祈りの形にする)
こころに しんこうのたねをまき(左手をおわんの形にして種をまくしぐさをする)
おおきくそだてよう(おわんの形をした左手から草木が生長する様子を右手で表現する)
よいことをして(両手を胸に置く)
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子供たちに種を見せる。種をまいて世話をしたらどんなことが起こるか尋ねる。紙コップに土を入れたものを用意し,実際に種をまかせてもよい。これから2週間芽が出るようによく世話をさせる。
わたしたちは,きちんと世話をすれば種は芽を出すと信じている。同じように,戒めを守り信仰を込めて祈れば,天父はわたしたちの祈りにこたえてくださる。