ジョセフ・スミスが天父とイエス・キリストにまみえたことを理解させる。
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ヤコブの手紙1:5とジョセフ・スミス-歴史1:7-20を祈りをもって研究する。
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入手できればビデオカセット「最初の示現」(15分)を見せる。
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「麗しき朝よ」(『賛美歌』18番)を歌えるように準備する。歌詞は本書の巻末にある。
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教材
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聖書と高価な真珠(人数分)
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クレヨンと紙
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絵3-8「聖書の中に知恵を求めるジョセフ・スミス」(『福音の視覚資料セット402』);3-10「最初の示現」(『福音の視覚資料セット403』)
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レッスンの中で用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
ジョセフ・スミスは天父とイエス・キリストにまみえた
ジョセフ・スミスがこの示現から何を学んだか子供たちに尋ねる。次の点を指摘する。
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ジョセフは天父とイエスに会い,御二人が骨肉の体を持っておられることを知った。
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ジョセフは,イエスの真実の教会はもうこの地上にはないことを知った。
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ジョセフは,どの教会にも加わってはならないことを知った。どの教会も正しくなかったことを強調する。(次のレッスンでジョセフ・スミスはこの地上にイエスの真実の教会を建てるためにどのような役割を果たしたかを学ぶことになっていると説明する)
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ジョセフは,天父とイエスがわたしたちに関心を持っておられることを知った。御二人は祈りにこたえてくださる。
次の活動の中からクラスの子供たちに最も適したものを選ぶ。選んだ活動はレッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の「クラスの時間」の項を参照する。
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子供に目を閉じさせ,「麗しき朝よ」(『賛美歌』18番)の歌詞を読む。後で絵に描けるように,よく考えさせる。
うるわしきあさよ
ひはかがやきて
もりにはうたあり
ことりやはちの
ジョセフはこかげに
かみとまみえぬ
ジョセフはこかげに
かみとまみえぬ
子供たち一人一人に聖なる森にいるジョセフ・スミスの様子を描かせ,「せいなるもりのジョセフ・スミス」という題を書かせる。
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ヤコブの手紙1:5を読み,この聖句が問題を解決することについて何を教えてくれているかを説明する。どのようなときに「知恵に不足」して「神に願い求め」なければならないかを例を挙げて説明する。願い求めたときに天父がどのような方法で聞き届けてくださるかを考えさせる。次のような例を用いるとよい。
天父とイエスが祈りに答えてくださったことは,心が平安になるので分かる。このことを子供たちに強調する。このことについては次の課で学ぶ。子供たちには,祈ったときにイエスが現れることを期待させないように気をつける。