聖文は戒めについて学び,理解するのに役立ち,わたしたちをイエス・キリストのもとに導くものであることを理解させる。
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1ニーファイ3-4章;3ニーファイ18:19;モーサヤ23:15を祈りをもって研究し,ニーファイと真鍮の版の話ができるよう準備する。
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テーブルの上に四大標準聖典を並べておく。童話,料理の本,教科書などを教室の四隅に置く。置いた本については,子供たちとそれぞれの目的について話すので,その準備をしておく。
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信仰箇条第8条を全員で斉唱できるように準備しておく。
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教材
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四大標準聖典
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童話,料理の本,教科書などの本
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黒板,チョーク,黒板ふき
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絵3-41「逃げるレーマン」;3-42「ラバンの家に近づくニーファイ」;3-43「ニーファイとゾーラム」;3-44「リーハイと真鍮の版」
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
次の活動の中からクラスの子供たちに最も適したものを選ぶ。選んだ活動はレッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の「クラスの時間」の項を参照する。
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ニーファイと兄たちがエルサレムに戻って,ラバンから真鍮の版を手に入れる話を始める。子供たちに順番に文を一つずつ加えさせて話を組み立てさせる。できるだけ詳しい内容にするように言う。話の筋が分かるように絵を見せる。(間違ったことを言ったり順序が違ったりしても,訂正は最少限度にする。どんな答えでも受け入れる)
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一人の子供にこれから一週間どのように戒めを守るかの絵を黒板または紙に描かせる。そしてそのために何を計画するのかをみんなの前で説明させる。全員が発表できるようにする。教会に行くこと,祈ること,家族を助けること,おもちゃを貸してあげることなどが挙げられるであろう。
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「ニーファイの勇気」(『子供の歌集』64)を子供に歌わせるか,または歌詞を読ませる。歌詞は本書巻末に掲載されている。言葉に合わせて身振りを加えたりロールプレーをしたりしてもよい。
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字を読める子供には,第13課の終わりにある「バプテスマのせいやく」を複写し,それを「やくそくします」の下と「天のお父さまは」の下,「えいえんにみそばにすまわせてくださる」の下の3箇所をまっすぐに切り,4枚に切り分ける。それを混ぜて正しい順序に並べさせる。出来あがったら,一緒にバプテスマの聖約を朗読する。天父がバプテスマの聖約をわたしたちに守ってほしいのは,戒めを守ってもらいたいと思っておられるからであることを説明する。また,わたしたちが教えと戒めを知ることができるよう預言者に御言葉を記録するように言われた。