家族が永遠に存続するものであることを子供たちに理解させる。
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「家族は永遠に」(『子供の歌集』,98)と「幸せな家族」(『子供の歌集』,104)を歌うか,または歌詞を朗読できるように準備する。歌詞はどちらも本書の巻末に掲載されている。
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レッスン全体を通じて,両親のそろっていない子供や教会員でない親やきょうだいのいる子供の心を傷つけないように気を配る。
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教材:絵3-5「子供たちを教えるアダムとエバ」;東京神殿の写真とできればそのほかの神殿の写真を数種類。(または絵3-62「ポートランド神殿」を用いる)
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
子供たちに,神殿について以下のことを理解させる。
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神聖な建物である。
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主の家と呼ばれる。
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天父の計画についてたくさんのことを学ぶ場である。
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神殿の中でわたしたちは天父と聖約という特別な約束を交わす。また天父もわたしたちと約束をしてくださる。
多くの神聖で重要な事柄は神殿の中でしか行われないことを説明する。
家族が永遠に生活するための計画を天父が備えてくださったことを説明する。天父はわたしたちを愛しておられるので,すべての子供たちに神殿で与えられるあらゆる祝福にあずかってほしいと思っておられる。神殿は世界中の多くの場所にあり,大勢の子供たちが家族と永遠の結び固めをする祝福を受けている。神殿の写真をもう一度見せる。教会員数が多くなればもっとたくさんの神殿が建てられることになることを説明する。
学んだことを家族に話すように励ます。(否定的な反応が出ることが予測される家族については十分注意する)
次の活動の中からクラスの子供たちに最も適したものを選ぶ。選んだ活動はレッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の「クラスの時間」の項を参照する。
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子供たち一人一人に,家族の人数分のカードを用意する。また,のり,またはテープとペンを用意する。
まず一人に2枚ずつカードを配る。一つに「お父さん」,もう一つに「お母さん」と書き,それを輪にして結ぶ。
結婚したとき,お父さんとお母さんはこの輪のように一つにつながったことを子供たちに説明する。それから子供の輪をつなげさせる。そして,神殿で結び固めを受けるとき,みんなが永遠に結ばれるようになることを説明する。こうして,輪が永遠に続くように,家族も永遠に続くのである。
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次の指遊びをする。
(最初に片手でこぶしを作る)
これがお父さん(人指し指を伸ばす)
これがお母さん(親指を伸ばす)
これがせの高いおにいさん(中指を伸ばす)
これがおねえさん(薬指を伸ばす)
これが赤ちゃん(小指を伸ばす)
みんなみんなあいしてる(指を全部伸ばして手を挙げる)
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イエス・キリストが望んでおられることを行うことによってイエス・キリストに愛を示すよう助ける。