イエス・キリストが望んでおられることを行うことによってイエス・キリストに愛を示すよう助ける。
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ヨハネ14:15を祈りをもって研究する。
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2.6枚の小さな紙に次のヒントを書いておく。
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ヒント1-この御方は,わたしたちを愛しておられます。
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ヒント2-この御方は,わたしたちと同じ方法で水に沈めるバプテスマを受けられました。
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ヒント3-この御方は,少年のころ,大工仕事を習われました。
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ヒント4-この御方は,小さい子供が好きで,その子供たちを祝福されました。
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ヒント5-この御方は,わたしたちに互いに愛し合いなさいと教えられました。
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この御方は,わたしたちのために命を捨てられ,悔い改めができるようにしてくださいました。
クラスの始まる前にこれらの紙を教室のあちこちに隠しておく。
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「共に愛し合え」(『子供の歌集』74)を歌えるように準備しておく。歌詞は本書の巻末に掲載されている。
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教材
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聖書
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鉛筆と紙またはカード(人数分)
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絵3-9「イエス・キリスト」(『福音の視覚資料セット』240);3-23「聖文を読む子供」;3-25「教会に行く」;3-26「什分の一を納める子供」;3-27「三輪車を仲良く使う」;3-59「聖餐のパス」;3-60「祈る少女」
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チョーク,黒板,黒板消し
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
戒めに従うことによってイエス・キリストへの愛を示す
教会のものを大切にすることによりイエス・キリストに愛を示す
人を愛するときに,わたしたちはイエス・キリストへの愛を示すことができる
わたしたちは教会のものを大切にしたり,戒めを守ったり,人を愛したりすることによって,イエス・キリストへの愛を示すことができる。わたしたちは行いを通してイエスへの愛を示すのである。
次の活動の中からクラスの子供たちに最も適したものを選ぶ。選んだ活動はレッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の「クラスの時間」の項を参照する。
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お手玉など,投げても安全な柔らかい物を用意する。子供たちを床に円形に座らせる。そしてこう言う。
イエスにあいをしめすには,ただしいことをじっこうする
そうすれば,そのあいがつたわるよ
この詩を子供たちと復唱する。これから一人の子供の名前を言い,お手玉をその子に投げて,イエス・キリストに愛を示す方法を一つだけ言い,終わったらお手玉を教師に返させる。全員に順番が回るまで続ける。
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「共に愛し合え」を歌う。「あい」という言葉が出てきたら,片方の手のひらを下に向け,おわん状にする。その手の甲をもう片方の手で丸くなでる。これは手話で「あい」を表す。わたしたちは天父のすべての子供に理解と愛を示さなければならない。相手を指さした後,「あい」に相当する手話をすることによって,子供たちに「あなたをあいしています」を表す手話の仕方を教える。子供たちに家に帰ってから家族に見せるように言う。愛するということはイエスの模範に従って人に親切にすることである。
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「すべての人を愛しなさい」(『子供の歌集』39)を動作をつけて歌うか,または歌詞を朗読する。
イエスさまむかしいいました(腕を広げる)
すべてのひとを あいしなさい(隣りの人にほほえみ,握手をする)
あなたのむねに あいあれば(胸に両手をつける)
ひとびとのあい うけるでしょう(腕を広げ,それを胸の所で合わせる)
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一人一人にハートの形をした紙を3,4枚配る。このハートを使って今週愛を示してもらうことを話す。何か親切なことをしたら,そこにハートの形をした紙を置いておく。人を助けることはイエスがわたしたちに望んでおられることである。子供のできる親切を少し紹介する。ロールプレーをして紹介してもよい。
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丁寧に扱われず破損している賛美歌があればそれを見せ,どうしたらこんなことにならなかったかを話し合う。