子供たちにイエス・キリストの真の教会が回復されたことを理解させる。
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アモス3:7を研究する。
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「神権の回復」(『子供の歌集』60)を歌うか歌詞を朗読できるように準備する。歌詞は本書巻末にある。
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教材
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教義と聖約,聖書
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花,貝殻,きれいな絵など,子供たちの注意を引く物
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黒板,チョーク,黒板ふき
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丸めてラッパにする紙
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絵3-10「最初の示現」(『福音の視覚資料セット』403);3-11「アロン神権を授けるバプテスマのヨハネ」(『福音の視覚資料セット』407);3-12「メルキゼデク神権の回復」(『福音の視覚資料セット』408);3-13「バプテスマを受ける少年」;3-14「確認を受ける少女」
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
次の活動の中からクラスの子供たちに最も適したものを選ぶ。選んだ活動はレッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の「クラスの時間」の項を参照する。
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イエスの真の教会が地上に回復されたので,わたしたちはイエスが地上におられたときに教えられたと同じことを学べるようになった。そのことを子供たちに話す。そして,わたしたちは皆イエス・キリスト教会の会員になれるようになった。
次の話を教師自身の言葉で話す。子供たちにロールプレーをさせてももよい。
「わたしの名前はマリー・グッディー。14歳ですが11年前に小児まひにかかりました。わたしは今,ソルトレークシティーの初等協会小児病院にいます。……
両親はわたしが物心つくころから,人生でいちばん大切なものは教会と天のお父様だと教えてくれました……わたしは心の底から教会を愛するようになりました。
両親はわたしにバプテスマの大切さを教えてくれました。それで,バプテスマの日を心待ちにしていました。やがて8歳の誕生日が来ました。でもお医者さんはバプテスマを受ける間でさえ病院を出てはいけないと言います。わたしはほんとうにがっかりして,お父さんに8歳の間に必ずバプテスマを施してくれるように頼みました。でも,退院まで待たなければならないようでした。そしてそれがいつかはだれも分かりませんでした。
でも9歳の誕生日の前に,両親や親戚の人や友達が病院に来てくれました。そしてわたしは,病院の治療室の水のタンクでバプテスマを受け,わたしの愛する教会の会員に確認されました。
あれから6年たちました。わたしは今,バプテスマを受けることが当時のわたしにとってどんなに大切だったかをほかの人たちに知ってもらいたいと思い,これを書いています。
……わたしは末日聖徒イエス・キリスト教会の会員になれたことを心から感謝しています。そのことをみんなに言いたいです。」(イラ・マリー・グッディー,“I Was Baptized in a Hubbard Tank,” Children’s Friend,1963年1月号,30)
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兄や姉のバプテスマを見た感想を話させる。
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回復を告げるラッパやジョセフの聖なる森での祈りなど,回復に関して覚えていることを絵に描かせる。