人に仕えることによってイエスに愛を示すことができることを理解させる。
-
モーサヤ2:17とルカ10:30-37を祈りをもって研究し,説明できるように準備する。
-
「お手伝い」(『子供の歌集』108)と「小さな川が」(『子供の歌集』116)をハミングで歌えるように準備する。
-
「かんとくさん」(『子供の歌集』140)を歌うか,または歌詞を朗読できるように準備する。
-
監督(支部長)から子供時代の話を聞いておく。子供のころ,どのように人に仕えたかを聞く。だれのことを話しているのか推測できるように監督(支部長)についての短い紹介を用意する。できれば,監督に小さいときの写真を借りておく。(初等協会の会長やほかの指導者でもよい)
-
次のような花を折り紙で人数分作る。裏に短いメッセージを書ける大きさにする。
-
教材
-
モルモン書と聖書
-
人数分のストローまたは棒(用意できれば)
-
透明の粘着テープ(用意できれば)
-
鉛筆またはクレヨン(人数分)
-
花瓶または瓶
-
黒板,チョーク,黒板ふき
-
絵3-63「良きサマリヤ人」(『福音の視覚資料セット』218)
-
レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
教会の中で仕えることによってイエス・キリストに愛を示すことができる
次の活動の中からクラスの子供たちに最も適したものを選ぶ。選んだ活動はレッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の「クラスの時間」の項を参照する。
-
第7代大管長であるヒーバー・J・グラントの話を紹介し,彼が人にどう仕えたかを話し合う。
ヒーバーのお父さんはヒーバーが生まれて9日で亡くなりました。お母さんはとても貧しくて,自分と小さいヒーバーの生活を支えるのに大変な苦労をしました。縫い物をしたり,下宿人を置いたりしました。時には休みなく長い間縫い物をしたので,古いミシンの足踏みを踏めなくなってしまうほどでした。ソルトレークシティーの冬は寒いです。ヒーバーは薄いコートしか持っていませんでした。ヒーバーは暖かいコートを欲しいと思いましたが,家には食事を賄うだけのお金しかありません。そんな中でヒーバーは誕生日のプレゼントがうれしくてたまりませんでした。お母さんから手作りのコートをもらったからです。その新しいコートはヒーバーにとっては宝物でした。それから数週間後のことです。ヒーバーはお遣いで外に出ていました。すると,同じぐらいの体格の男の子がセーターだけで寒そうに震えています。その子のセーターは薄いものでした。ヒーバーは自分が暖かなコートがなかったときのことを思い出しました。そして,新しいコートを脱いでその子に着せてあげました。ヒーバーはその子に,家にもう一つあるからこのコートはあげるよと言いました。
子供にロールプレーをさせ,各登場人物がどんな気持ちを抱いたかを話させる。
-
子供を円形に座らせ,「お手伝い」をハミングしながらお手玉やボールなど,柔らかい物を回させる。ハミングを止めたところでお手玉を持っていた人が,どのように人を助けるかを話す。全員が発言できるようにする。
-
ほほえんだ顔の絵を上下反対にして,子供たち一人一人の胸にテープかピンで止める。子供たちに,だれかに親切にしたら向きを元に戻すように言う。