イエス・キリストが罪を贖ってくださったので悔い改めができることを理解させる。
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ルカ22:39-46とモーサヤ27章を祈りの気持ちをもって研究し,アルマの悔い改めの物語を話せるようにしておく。
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第10課で使ったカードを用意する。(「わるかったとかんじる」「ゆるしをもとめる」「あやまちをつぐなう」「あやまちをくりかえさない」)
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8歳に達しない子供は責任能力がないので,悔い改める必要がないことを心に留める。
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教材
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モルモン書と教義と聖約
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大きな石など重い物とそれを入れて肩にかつぐ袋。石には「ぬすみ」と書いた紙をはっておく。
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切り抜き絵-息子アルマ(3-3),モーサヤの4人の息子(3-4),天使(3-5)
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絵3-46「ゲツセマネで祈るイエス」(『福音の視覚資料セット』227)
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
イエス・キリストはわたしたちの罪を贖ってくださった
イエス・キリストの愛と贖いのおかげで,わたしたちは間違ったことをしても,悔い改めるならば,天父とイエスの赦しが受けられることを述べる。初めから間違いをしない方が,悔い改める必要もないのでもっとよいことを説明する。しかし,たとえ罪を犯しても,わたしたちは悔い改めて清くなることができる。イエスは,わたしたちが心から悔い改めれば,わたしたちの間違いを忘れてくださるとさえ言われた(教義と聖約58:42参照)。
次の活動の中からクラスの子供たちに最も適したものを選ぶ。選んだ活動はレッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の「クラスの時間」の項を参照する。
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年長の子供たちに信仰箇条第3条を暗唱させる。年少の子供には内容の復習をする。分かりにくい言葉や概念はよく説明する。
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黒板に教義と聖約19:16を書き,年長の子供たちに一緒に朗読させる。この聖句の「神」はイエス・キリストであることを説明する。この聖句について子供たちに自分の言葉で説明させる。
天父はわたしたちを愛し,わたしたちとともに再び生活したいと思っておられることを説明する。しかし,その前に,わたしたちはすべての罪を悔い改めて赦しを受けなければならない。
以下の「とくべつなメッセージ」の複写と鉛筆を,読み書きのできる子供全員に配る。メッセージを一緒に読む。空欄に入る言葉が分かる人がいるか尋ねる。最初の空欄には「しょくざい」が入り,2番目には「くいあらため」が入る。子供たちに言葉を入れさせる。そしてそれを家に持ち帰り,両親の前で読んで,初等協会で学んだことを説明させる。メッセージを全員で朗読してクラスを終える。
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「おそれずぎをなせ」(『子供の歌集』80)を歌うか,または歌詞を朗読する。歌詞は本書の巻末に掲載されている。