リーハイとサライアの家族は,かれらだけであれ野に住んでいました。ある日,主はリーハイに,息子のレーマン,レムエル,サム,ニーファイをエルサレムに送るように言われました。イシマエルとその家族に,かれらに加わるよう伝えるためです。そうすれば家族はともに約束の地で子供を持ち,育てることができます。
1ニーファイ7:1-3
イシマエルとその家族は主にしたがいたいと思いました。主がリーハイとサライアの家族に加わるよう望んでおられることをかれらは信じました。かれらはエルサレムを出て,あれ野でリーハイに会うことを選びました。
1ニーファイ7:4-5
途中で,したがいたくなくなった人もいました。家に帰りたくなったのです。ニーファイはかれらに主を信じる信仰を持つように言いました。
1ニーファイ7:6-13
ニーファイは,もしかれらが信仰を持てば,主は何でもすることがおできになると言いました。しかし,レーマンとレムエルはいかっていました。二人はニーファイをしばり,ニーファイをあれ野に残したいと思いました。
1ニーファイ7:12,16
ニーファイは助けを求めていのりました。すると縄がとけ,ニーファイは立ち上がりました。それでも,レーマンとレムエルはニーファイをいためつけようとしました。イシマエルのむすめの一人がニーファイを守りました。また,彼女の母親と兄弟の一人もニーファイを守ろうとしました。レーマンとレムエルはかれらの話に耳をかたむけ,ニーファイをきずつけようとするのをやめました。
1ニーファイ7:17-19
レーマンとレムエルは,自分たちがしたことを悪く思い,ニーファイにゆるしを求めました。ニーファイは兄たちをゆるしました。その後,レーマンとレムエルはいのり,ゆるしてくださるよう主に願い求めました。
1ニーファイ7:20-21
かれらはみな旅を続け,リーハイとサライアの天幕に向かいました。ついに,二つの家族は一緒になりました。かれらは主に感謝し,主を礼拝しました。
1ニーファイ7:21-22