ニーファイ人とレーマン人は多くの戦争をしました。ある日,主はモーサヤという名のニーファイ人に,主にしたがう者はだれでも連れてニーファイの地を出て行くように言われました。
オムナイ1:10,12
多くのニーファイ人は主にしたがい,モーサヤとともに立ち去りました。主は人々が住んでいる地にかれらをみちびかれました。かれらはゼラヘムラの民とよばれていました。
オムナイ1:13-14
ゼラヘムラの民も,はるか昔にエルサレムからやって来た人々でした。かれらは,主が真鍮のはんと一緒にニーファイ人をつかわされたことをうれしく思いました。モーサヤの民はゼラヘムラの民に加わりました。みながモーサヤを王に選びました。モーサヤはかれらに主について教えました。
オムナイ1:14-19
ニーファイ人がしばらくゼラヘムラに住んでいたとき,大勢の人々がニーファイの地にもどっていきました。かれらはゼニフという名のニーファイ人にひきいられていました。
オムナイ1:27-29,モーサヤ9:3-5
レーマン人がその時ニーファイの地に住んでいたので,ゼニフは自分の民もそこに住むことができるか王にたずねました。王はそれを受け入れました。
モーサヤ9:6-10
王はゼニフとその民をだましました。王は,後からかれらの食べ物や動物の一部をうばえるようにかれらをニーファイの地に住まわせました。ゼニフの民は何年もの間,そこで平和にくらしていました。かれらはたくさんの食べ物を育て,たくさんの動物をかっていました。その後,レーマン人がかれらをこうげきし,食べ物や動物をうばおうとしました。
モーサヤ9:10-14
ゼニフは民に主を信頼するよう教えました。レーマン人がかれらと戦うためにやって来たとき,ゼニフとその民は主にいのりました。主はかれらに力をあたえ,かれらを守ってくださいました。かれらはレーマン人を追いはらうことができました。主は,信仰を持っていたゼニフとその民を祝福されました。
モーサヤ9:15-18