アルマとアミュレクはアモナイハの町で福音を教えました。一部の人々は主を信じ,くい改めました。しかし,ほかの多くの人々はアルマとアミュレクにはらを立て,かれらをほろぼしたいと思いました。いかった人々はアルマとアミュレクをしばり,二人を町の大さばきつかさのもとに連れて行きました。
アルマ8:29-30,14:1-4
大さばきつかさは自分の民にくい改める必要があるとは思っていませんでした。人々はアルマとアミュレクにはらを立てました。かれらはアルマとアミュレクの教えを信じた人々に町を去らせました。そして,主を信じた女性と子供たちを火の中に投げこみました。
アルマ14:3,5-9, 14, 16
アミュレクは人々が苦しむ様子を見てとても悲しみました。かれはアルマに,神様の力を使ってかれらをすくうよう求めました。しかしアルマは,神様のみたまがゆるさないと言いました。アルマはアミュレクに,女性と子供たちは主のもとに行くのだと言いました。主がかれらをころした人々を裁かれます。
アルマ14:9-11
大さばきつかさは,主が女や子供たちを守ってくださらなかったので,アルマとアミュレクをからかいました。アルマとアミュレクを牢屋に送りました。
アルマ14:14-17
3日後,大さばきつかさは偽祭司たちと牢屋に行きました。たくさんの質問をしましたが,アルマとアミュレクは答えようとしませんでした。
アルマ14:18-19
大さばきつかさと祭司たちは,アルマとアミュレクをひどくあつかいました。食事も水もあたえませんでした。そして,アルマとアミュレクが教えたことをからかいました。
アルマ14:19-22
アルマとアミュレクは長い間苦しみました。大さばきつかさは祭司たちとまた来ました。かれはアルマとアミュレクに,もし神様の力を持っているなら,自分をしばっていた縄をたち切れるはずだと言いました。それができたらアルマとアミュレクを信じると言いました。
アルマ14:23-24
アルマとアミュレクは神様の力を感じました。かれらは立ち上がりました。アルマは主を信じる信仰を持っていて,縄を切る力を主に求めました。
アルマ14:25-26
アルマとアミュレクは縄をたち切りました。大さばきつかさと祭司たちはおそれました。かれらはにげようとしましたが,地面がゆれ始めました。
アルマ14:26-27
牢屋のかべが大さばきつかさと祭司たちの上に落ちて,かれらは死んでしまいました。しかし,主はアルマとアミュレクを守られました。人々は音を聞くと,何が起こっているのか走って見にきました。アルマとアミュレクだけが牢屋から出てきました。人々はアルマとアミュレクをおそれ,にげ出しました。
アルマ14:27-29