ベニヤミン王はゼラヘムラの地を治めた神様の預言者でした。かれは自分の民に仕え,神様について教えるために熱心に働きました。ベニヤミンは,ほかの神様の預言者の助けをえて,ゼラヘムラを平和で安全に住むことのできる場所としました。
モルモンの言葉1:17-18,モーサヤ1:1-7
ベニヤミンは年を取りました。かれは息子のモーサヤに,民を集めるようにたのみました。ベニヤミンは,モーサヤが新しい王になることを伝えたかったのです。
モーサヤ1:9-10
全地から人々が集まって来て,かれらは神殿の近くに天幕をはり,ベニヤミンの話を聞きました。
モーサヤ2:1,5-6
ベニヤミンは,多くの人が自分の話を聞けるようにとうの上から話をしました。ベニヤミンは,神様が人々をみちびけるよう助けてくださったと言いました。王として,ベニヤミンは神様のいましめにしたがうように人々に教えました。かれらのお金を取ったり,かれらを自分に仕えさせたりはしませんでした。その代わり,かれは自分の民と神様に仕えるために働きました。
モーサヤ2:7-16
ベニヤミンは,たがいに仕え合うとき,かれらは神様にも仕えているのだと民に伝えました。それから,自分たちが持っているすべてのものは神様から来たのだとベニヤミンは言いました。そのようにする代わりに,神様は,かれらが御自分のいましめにしたがうことを望まれました。人々がしたがうとき,神様はかれらをさらに祝福しました。
モーサヤ2:17-24,41
ベニヤミンは,自分がもう王や教師になれないことを伝えました。息子のモーサヤがかれらの新しい王になります。
モーサヤ2:29-31
そこでベニヤミンは,天使がおとずれたことを人々につげました。天使は,神様の御子イエス・キリストが地上に来られることをつげました。イエス様はきせきを行い,人々をいやされます。イエス様は苦痛を受け,すべての人をすくうためになくなられることになります。御自身を信じる信仰を持ち,くい改めるすべての人をイエス様がおゆるしになられる,とベニヤミンは教えました。
モーサヤ3:1-12,17-18
人々は,イエス様についてベニヤミンが教えたことを信じました。かれらはくい改める必要があることを知っていました。みなが神様にいのり,ゆるしてくださるようにお願いしました。かれらがいのった後,神様のみたまがかれらとともにありました。かれらは幸せを感じ,イエス様を信じる信仰を持っていたので神様がゆるしてくださったことを知りました。
モーサヤ4:1-3,6-8
人々はイエス様を信じる信仰を持っていたので,自分の内面が変わり,新しくなったのを感じました。今では,かれらはいつでも良いことをしたいと思うようになっていました。かれらは残りの人生で,神様のいましめにしたがうことを約束しました。かれらはイエス様を信じ,この約束をしたので,イエス様の民とよばれました。
モーサヤ5:2-9,15,6:1-2