モーサヤ王は,アルマにゼラヘムラの教会をみちびく力をあたえました。アルマは,くい改めて主を信じる信仰を持つ必要があることを人々に教えました。
モーサヤ25:19-24,26章
アルマには,同じようにアルマという名の息子がいました。息子アルマは父親の教えを信じませんでした。
モーサヤ27:8
モーサヤにも主を信じない息子たちがいました。かれらは息子アルマと友達でした。かれらは全員,人々に教会をはなれてほしいと思っていました。アルマとモーサヤの息子たちは,神様のいましめに反することを行うよう多くの人をみちびきました。
モーサヤ27:9-10,アルマ36:6
ある日,主はかれらを止めるために天使をつかわされました。天使は神様の教会をほろぼそうとするのをやめるよう,かれらに命じました。アルマとモーサヤの息子たちはとてもおそれ,地にたおれました。
モーサヤ27:11-18,アルマ36:6-9
アルマは3日3ばん,話すことも動くこともできませんでした。アルマは,自分がしてきた悪いことのためにとても良くない気持ちがしました。また,多くの人々を主から引きはなしてきたことも心配していました。
モーサヤ27:19,アルマ36:10-16
アルマは自分のつみのためにひどい苦しみを感じました。それから,アルマは父が神様の御子イエス・キリストについて話しているのを思い出しました。
アルマ36:17
ゆるしていただけるよう,アルマはイエス様にいのりました。いのった後,かれは自分のいたみを思い出すことができませんでした。主が自分をゆるしてくださったことが分かりました。かれは,もう自分のつみに対して悪い気持ちを感じませんでした。その代わりに,アルマはとても幸せな気持ちになりました。
モーサヤ27:24,28-29,アルマ36:18-22
アルマは力を取りもどしました。かれとモーサヤの息子たちは,くい改めて,自分たちが原因で起きた苦しみのすべてを正そうとしました。人々がくい改められるよう助けることによって,かれらはそのときから主に仕え始めました。かれらはモーサヤが治めた地を旅し,イエス様について人々に教えました。
モーサヤ27:20-24,32–37,アルマ36:23-26
アルマとモーサヤの息子たちは,イエス様の教えがかれらの生活にもたらした幸福を分かち合いたいと思いました。かれらは主と人々に仕えるためにとても熱心に働きました。モーサヤの息子たちは,その場をはなれ,レーマン人にイエス様について教えることにしました。アルマはとどまり,ニーファイ人を教え続けることにしました。
モーサヤ27:32-37,28:1-10,29:42-43