エービシはレーマン人の王妃のために働いていました。エービシは父親のじげんからイエス・キリストについて学んでいました。何年もの間,彼女はイエス様を信じ,イエス様にしたがいたいと思っていました。しかし,彼女はそのことをほかのレーマン人には話していませんでした。
アルマ19:16-17
ある日,アンモンという名のニーファイ人が,レーマン人にイエス様と神様について教えるために王国にやって来ました。王妃と王はアンモンの教えを信じました。王妃と王は,イエス様が地上に来られ,イエス様を信じるすべての人がゆるしを受けられるようにされることを知っていました。
アルマ17:12-13,18:33-36,39-40,19:9,13
王妃と王はせいれいを感じ,とてもよろこんで地にたおれました。アンモンとしもべたちもまた,地にたおれました。エービシだけが立っていました。
アルマ19:6,13-16
エービシはこのきせきについて人々に話したいと思いました。エービシは,起こったことを見て,人々が神様の力を信じるよう願っていました。エービシは家から家へと走りました。神様が王妃と王のためにしてくださったことを,行って,見るよう,エービシは言いました。
アルマ19:17
多くの人が王妃と王の家にやって来ました。王妃や王,しもべたちがみな死んでいるように見えたので,かれらはおどろきました。
アルマ19:18
民はこんらんしました。かれらは王妃と王に何が起きたかについて言い争いました。
アルマ19:19-21
エービシがもどって来ると,人々が言い争っているのが見えました。かれらが神様の力に気づいていないのを見て,エービシは悲しくなりました。そこでエービシは王妃の手を取ると,王妃は立ち上がってイエス様をほめたたえました。
アルマ19:28-29
王妃が自分の夫の手を取ると,かれも立ち上がりました。王は人々にイエス様について話しました。そこでアンモンとほかのしもべたちも立ち上がりました。かれらはみな,イエス様が自分を変えてくださったことについて話しました。それからかれらは,良いことだけをしたいと思うようになりました。多くの人はかれらをしんじました。
アルマ19:29-36
エービシが望んでいたように,人々は神様の力を目にしました。多くの人がイエス様を信じ,バプテスマを受けました。かれらは神様のみたまを受けました。さらに自分たちの国に教会を立てました。かれらは,くい改めて主を信じるすべての人をイエス様が助けてくださるのを見たのです。
アルマ19:17,31,35-36