聖文の物語
ニーファイと真鍮のはん


「ニーファイと真鍮しんちゅうのはん」『モルモン書物語しょものがたり

1ニーファイ4-5しょう

3:12

ニーファイと真鍮しんちゅうのはん

みたまにしたがうことをまな

建物に近づくニーファイと見守る兄弟たち

レーマン,レムエル,サム,ニーファイは,よるにエルサレムにもどりました。兄弟きょうだいたちがまちそとにかくれているあいだ,ニーファイはラバンのいえきました。

1ニーファイ4:4-5

地面に横たわるラバンを見るニーファイ

ニーファイはみたまにみちびかれるままに行動こうどうしました。どうすればよいかかりませんでしたが,真鍮しんちゅうのはんをれられるようしゅたすけてくださることをっていました。

1ニーファイ4:6

ラバンのつるぎを持つニーファイ

ニーファイはラバンのいえちかくにいたとき,ラバンが地面じめんよこたわっているのをつけました。ラバンはよっぱらっていました。ニーファイはラバンのつるぎをて,さやからきぬきました。

1ニーファイ4:7-9

ラバンにせを向けるニーファイ

ニーファイがつるぎをていると,みたまはラバンをころすようにいました。しかし,ニーファイはラバンをころしたくありませんでした。みたまはニーファイに,ラバンがほうが,ニーファイの家族かぞく聖文せいぶんてないよりもいとつげました。ニーファイの家族かぞくには,真鍮しんちゅうのはんにかれた神様かみさまのいましめが必要ひつようでした。

1ニーファイ4:10-11,13-17

いのるニーファイ

ニーファイは,ラバンが自分じぶんをころそうとしたことをっていました。ラバンはニーファイたちの財産ざいさんもぬすみ,神様かみさまのいましめにしたがおうとしませんでした。

1ニーファイ4:11

ラバンの洋服を着るニーファイ

みたまはふたたびラバンをころすようにニーファイにつげました。ニーファイは,しゅ真鍮しんちゅうのはんをれるための方法ほうほうをそなえてくださったことをっていました。かれはみたまにしたがうことをえらびました。ニーファイはラバンをころし,ラバンのふくました。

1ニーファイ4:12-13,17-19

ゾーラムと話すニーファイ

そのあと,ニーファイはラバンの宝物蔵ほうもつぐらき,ラバンのしもべゾーラムにいました。ニーファイはラバンのようにふるまい,はなしました。

1ニーファイ4:20-23,35

真鍮のはんを持つゾーラム

ニーファイはゾーラムに,真鍮しんちゅうのはんが必要ひつようだといました。そこでニーファイはゾーラムに,一緒いっしょるようにいました。ゾーラムはニーファイをラバンだとすっかりおもいこんでいたので,ニーファイのうとおりにしました。

1ニーファイ4:24-26

ニーファイから走ってにげる兄弟たち

ニーファイとゾーラムがまちたとき,レーマン,レムエル,サムはニーファイをラバンだとおもいました。かれらはおそれ,にげはじめました。

1ニーファイ4:28

話をする兄弟たちとふり返るゾーラム

ニーファイはあにたちによびかけました。ニーファイだとかったとき,あにたちははしるのをやめました。しかし,その,ゾーラムはおそれてエルサレムにもどろうとしました。

1ニーファイ4:29-30

ゾーラムと話をするニーファイ

ニーファイはゾーラムをめ,しゅがはんをれるようにめいじられたことをゾーラムにつたえました。ニーファイはゾーラムに,かれらと一緒いっしょ約束やくそくくようまねきました。ゾーラムは自分じぶんがしもべではなく自由じゆうひとになれることをり,ニーファイとその家族かぞく一緒いっしょくことを約束やくそくしました。

1ニーファイ4:31-37

サライアと会うニーファイ,兄弟たち,ゾーラム

かれらはリーハイとサライアのもとにかえってきました。リーハイとサライアは,息子むすこたちにえてとてもよろこびました。サライアは息子むすこたちがんでしまったとおもっていました。しゅ息子むすこたちの安全あんぜんまもられたので,サライアはしゅがエルサレムをくよう家族かぞくめいじられたのだと信頼しんらいするようになりました。リーハイとサライアの家族かぞくは,しゅ感謝かんしゃするためにぎせいをささげました。

1ニーファイ4:385:1-9

真鍮のはんを家族とともに読むリーハイ

リーハイが真鍮しんちゅうのはんをんでみると,はんには預言者よげんしゃおしえがありました。また,リーハイは自分じぶん先祖せんぞ一人ひとりが,はるかむかし兄弟きょうだいたちによってエジプトにられたヨセフであることをりました。リーハイは真鍮しんちゅうのはんがとても大切たいせつなものであることをりました。また,自分じぶん家族かぞくがいましめをることをしゅのぞんでおられるのだとりました。

1ニーファイ5:10-22