アンモンと兄弟たちは,レーマン人に主について教えたいと思いました。かれらはレーマン人の住む地へ行きました。行く途中,かれらは断食し,主に助けを求めていのりました。主はかれらをなぐさめてくださり,にんたい強くあり,良いもはんになるように言われました。かれらは教えるために別々の場所に行きました。
モーサヤ28:1-2,アルマ17:6-13
アンモンはイシマエルという場所へ行きました。民はアンモンをしばり上げ,ラモーナイ王のもとへ連れて行きました。アンモンがレーマン人の中でくらしたいと話すと,ラモーナイはアンモンのことが気に入り,アンモンを自由にしました。ラモーナイはアンモンにむすめの一人と結婚してほしいと思いましたが,アンモンは代わりにラモーナイのしもべとなることを選びました。
アルマ17:20-25
ラモーナイはアンモンに,動物の世話をするように言いました。ある日,アンモンとほかのしもべたちが,水を飲ませるために動物たちを連れて行きました。動物が水を飲んでいると,強盗がやって来て,動物を追い散らしてしまいました。ほかのしもべたちは,ラモーナイの動物が失われ,ばつを受けるのではないかとおそれました。
アルマ17:25-28,アルマ18:7
アンモンは,主の力をしめす機会であることを知っていました。かれはほかのしもべたちに心配しないように伝え,まよい出た動物を見つけられるように助けました。
アルマ17:29-32
強盗たちはまた動物をこわがらせるためにもどって来ました。今度はアンモンがほかのしもべたちに,とどまって,動物がにげないようにするよう言いました。
アルマ17:33
アンモンは強盗たちが羊をこわがらせないようにするために出ていきました。強盗たちはアンモンをおそれませんでした。自分たちの方がアンモンよりも強いと思ったのです。かれらは,主がアンモンを助けてくださっていることを知りませんでした。
アルマ17:34-35
アンモンは石投げで強盗たちに石を投げました。強盗の何人かは死にました。それで,ほかの強盗たちがいかり,アンモンをころしたいと思いました。かれらは,自分たちの石投げでアンモンを打つことができなかったのでおどろきました。強盗たちは,アンモンがこれほど強いとは思っていませんでした。
アルマ17:36
強盗たちはアンモンをこんぼうでたたこうとしました。しかし,かれらがそうしようとする度に,アンモンはつるぎでかれらのうでを切り落とし,戦えないようにしました。やがてかれらは戦い続けることをおそれてにげ出しました。
アルマ17:37-39
しもべたちは,アンモンがどのように動物をすくったのかラモーナイに話しました。ラモーナイはおどろきました。かれはアンモンが,大きな力を持ち,あらゆることを知っている大霊だと思いました。
アルマ18:1-5,18
ラモーナイはアンモンと話したいと思いましたが,心配でもありました。
アルマ18:8-11
アンモンがラモーナイのもとへ行くと,ラモーナイは何と言ってよいか分かりませんでした。主はアンモンがラモーナイの思いを知ることができるよう助けられました。アンモンは自分が大霊ではなく,大霊は神様であるとつげました。ラモーナイは神様についてもっと知りたいと思いました。
アルマ18:22-28
アンモンは,神様が世界と,その中のすべての人をつくられたと言いました。その後アンモンはラモーナイに,神様がすくいの計画を用意しておられることをつげました。その計画の一部として,イエス・キリストが来られます。ラモーナイはアンモンの言葉を信じました。ラモーナイは神様にいのり,自分と民をあわれんでくださるように願い求めました。
アルマ18:24-36,39-42