聖文の物語
アンモン


「アンモン」『モルモン書物語しょものがたり(2023ねん

アルマ17-18しょう

3:51

アンモン

けんそんなしもべ

手を振り別れをつげるアンモンと兄弟たち

アンモンと兄弟きょうだいたちは,レーマンじんしゅについておしえたいとおもいました。かれらはレーマンじんきました。途中とちゅう,かれらは断食だんじきし,しゅたすけをもとめていのりました。しゅはかれらをなぐさめてくださり,にんたいづよくあり,いもはんになるようにわれました。かれらはおしえるために別々べつべつ場所ばしょきました。

モーサヤ28:1-2アルマ17:6-13

王と王妃の前にひざまずくアンモン

アンモンはイシマエルという場所ばしょきました。たみはアンモンをしばりげ,ラモーナイおうのもとへれてきました。アンモンがレーマンじんなかでくらしたいとはなすと,ラモーナイはアンモンのことがり,アンモンを自由じゆうにしました。ラモーナイはアンモンにむすめの一人ひとり結婚けっこんしてほしいとおもいましたが,アンモンはわりにラモーナイのしもべとなることをえらびました。

アルマ17:20-25

かたごしに羊を見守るアンモン

ラモーナイはアンモンに,動物どうぶつ世話せわをするようにいました。ある,アンモンとほかのしもべたちが,みずませるために動物どうぶつたちをれてきました。動物どうぶつみずんでいると,強盗ごうとうがやってて,動物どうぶつらしてしまいました。ほかのしもべたちは,ラモーナイの動物どうぶつうしなわれ,ばつをけるのではないかとおそれました。

アルマ17:25-28アルマ18:7

アンモン

アンモンは,しゅちからをしめす機会きかいであることをっていました。かれはほかのしもべたちに心配しんぱいしないようにつたえ,まよい動物どうぶつつけられるようにたすけました。

アルマ17:29-32

石投げを持ち,強盗たちを指さすアンモン

強盗ごうとうたちはまた動物どうぶつをこわがらせるためにもどってました。今度こんどはアンモンがほかのしもべたちに,とどまって,動物どうぶつがにげないようにするよういました。

アルマ17:33

強盗たちの前に立つアンモン

アンモンは強盗ごうとうたちがひつじをこわがらせないようにするためにていきました。強盗ごうとうたちはアンモンをおそれませんでした。自分じぶんたちのほうがアンモンよりもつよいとおもったのです。かれらは,しゅがアンモンをたすけてくださっていることをりませんでした。

アルマ17:34-35

強盗たちに石を投げるアンモン

アンモンは石投いしなげで強盗ごうとうたちにいしげました。強盗ごうとう何人なんにんかはにました。それで,ほかの強盗ごうとうたちがいかり,アンモンをころしたいとおもいました。かれらは,自分じぶんたちの石投いしなげでアンモンをつことができなかったのでおどろきました。強盗ごうとうたちは,アンモンがこれほどつよいとはおもっていませんでした。

アルマ17:36

強盗たちが自分に向ってこんぼうをふり回そうとするときにつるぎを手に取るアンモン

強盗ごうとうたちはアンモンをこんぼうでたたこうとしました。しかし,かれらがそうしようとするたびに,アンモンはつるぎでかれらのうでをとし,たたかえないようにしました。やがてかれらはたたかつづけることをおそれてにげしました。

アルマ17:37-39

何が起こったかをラモーナイ王に説明する二人のしもべ

しもべたちは,アンモンがどのように動物どうぶつをすくったのかラモーナイにはなしました。ラモーナイはおどろきました。かれはアンモンが,おおきなちからち,あらゆることをっている大霊たいれいだとおもいました。

アルマ18:1-5,18

心配そうなラモーナイ王

ラモーナイはアンモンとはなしたいとおもいましたが,心配しんぱいでもありました。

アルマ18:8-11

ラモーナイ王の前にひざまずくアンモン

アンモンがラモーナイのもとへくと,ラモーナイはなんってよいかかりませんでした。しゅはアンモンがラモーナイのおもいをることができるようたすけられました。アンモンは自分じぶん大霊たいれいではなく,大霊たいれい神様かみさまであるとつげました。ラモーナイは神様かみさまについてもっとりたいとおもいました。

アルマ18:22-28

ラモーナイ王と話すアンモン

アンモンは,神様かみさま世界せかいと,そのなかのすべてのひとをつくられたといました。そのアンモンはラモーナイに,神様かみさまがすくいの計画けいかく用意よういしておられることをつげました。その計画けいかく一部いちぶとして,イエス・キリストがられます。ラモーナイはアンモンの言葉ことばしんじました。ラモーナイは神様かみさまにいのり,自分じぶんたみをあわれんでくださるようにねがもとめました。

アルマ18:24-36,39-42