あるつかえめが,モリアントンというニーファイ人の指導者のために働いていました。モリアントンは人々の間で問題を起こしていました。ニーファイ人の一団をこうげきして,土地をうばおうとしたのです。それからモリアントンは,民とともに北へ旅をして,土地をうばう計画を立てました。
アルマ50:25-30
ある日,モリアントンはつかえめにはらを立てました。モリアントンは彼女にとてもひどいあつかいをし,きずつけました。つかえめはにげ出し,司令官モロナイのところに走って行きました。彼女はモロナイに,モリアントンの悪い行いについて話しました。モロナイは彼女を信じました。
アルマ50:30-31
つかえめはまた,モリアントンが今いる場所を去り,北の地をうばおうとしていると言いました。モロナイは心配になりました。モリアントンが北の地をうばえば,ニーファイ人はきけんになるかもしれません。その結果,自由を失うかもしれません。
アルマ50:31-32
モロナイはモリアントンを止めるために兵を送りました。モリアントンの民は兵と戦って負けました。かれらは平和をたもつことを約束し,自分たちの土地にもどりました。つかえめがモロナイにけいこくしたので,ニーファイ人の町は安全なままでいられました。
アルマ50:33,35-36